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3/4 射手座 下弦の月

どうも、水星の申し子です。

3月4日 0時23分頃、
射手座で「下弦の月」を迎えます。

\YouTubeでもどうぞ!/


下弦の月のホロスコープを解説する前に、
まずは、わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「毎回読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでくださいね。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どんなイメージをお持ちですか?

どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない星であり、
月の解釈は、人それぞれあります。

わたしは、月は美しいだけの星ではなく、
ある種「取り扱い注意の星」だと考えています。

わたしは、月を「不安定さの象徴」だと考えています。

西洋占星術では、
月を含め最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って具体的に何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」

我々は「平常心を保ちたい」と思いながら、
つい外部からの刺激に反応して、
喜んでみたり、悲しんでみたりするものです。
時に、心のダムが崩壊することだってあります。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この「安心を求めるの欲求」こそ、
まさに「月」です。

月とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中でわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

と観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方かな、
とわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心の中がザワモヤした時には、
「わんこのお世話としつけ
を思い出して、意識してみてください。

3月4日は射手座で下弦の月

「下弦の月」とは、
新月に向かって欠けてゆく途中の半月のこと。

一週間後に迎える新月で、
軽やかにスタートを切るために、
不要なものをそぎ落としていくタイミングです。

さっそくチャートを見てみましょう。

星がすべてホロスコープの北側(下半分)にあります。

新月までの一週間は、プライベートや
心の基盤を整えることに軸足が置かれています。

現在、柔軟サインで月の満ち欠けの途中で、
今回のチャートのアングルも柔軟サイン。

状況や言っていることがコロコロ変わる、
誰も決めようとしない、責任を取ろうとしない、
そんな状況が増えそう。

また、魚座に星が4つもあります。
人の気持ちに過剰に感情移入して、
適切な判断ができにくいかもしれません。

「自分はどうしたいのか?」を
普段以上に意識するようにしてください。

誰かに決めてもらおうとしないで、
「自分で決める」ことも同じく。

アセンダントは射手座で、
アセンダントの近くに月があります。

自分の感情を素直に表現する人が増えそうですね。

「あの人、思ってることが分かりやすいな。」
って思うことが増える一方で、
自分も人から同じように思われていることもお忘れなく。

ルンルン♪なら良いのですが、
イライラをまき散らさないようにご注意ください。

月は射手座14度「ピラミッドとスフィンクス」

古代文明や人類の歴史に興味を持って、
教科書には載っていない真実を
情熱的に探求することを意味する度数です。

探求するだけで終わりにしないで、
得た答えをつなぎ合わせて、
いつでもどこでも通用する普遍的な知恵を、
更に深く探っていく。

射手座の飽くなき探求心が表現された度数です。

「そんなこと考えてなにが楽しいの?
永遠に答え出ないよね?」

抽象度が高く、人の数だけ解がある問いは、
射手座の大好物。
簡単に答えが出てしまう問いには、
射手座の好奇心はくすぐられないのです。

月は「第1ハウス」にあります。

つまり、「自分自身を深く掘る」が
下弦の月のテーマですね。

誰でも一度くらいは、
「自分はなぜ生まれてきたんだろう?」
って考えたこと、あると思います。

この世に生を受けたのには、必ず意味があります。
生きる意味がない人、役割のない人は、この世にはいません。

この人生をどのように生きたいか?
コレを機に改めて考えてみてください。

月と葛藤の配置を描く太陽は、
魚座14度「キツネ皮をまとった女性」

上品で優雅な雰囲気の内側に、
ものすごい能力を隠し持っている。

そんな意味を持つ度数です。

「あなたの中にある隠された能力を、
今一度、再確認してくださいよ。」
って言われているような気がします。

「自分には特別な能力はない」と思わずに、
「ある」前提で自分を掘ってみていただきたいです。

自分では当たり前だと思っていることは、
他の人の当たり前ではありません。

でも、自分では気が付けないんですね。
だって、“当たり前”だから。

どうしたら気が付けるのか?というと、
「自己開示」です。

先日、鑑定家チームのメンバーと、
“推し”のハナシをしていたんです。

わたしの“推し”は、
漫画『ザ・ファブル』の佐藤明と、
新選組 鬼の副長 土方歳三。

“推し”はその人の金星に表れます。

わたしの金星は双子座にあります。
推しがコミックや小説の中にいるっていうのが、
まさに双子座っぽい。

この話をしていたときに、
「小説に推しがいる、が理解できない🤣
どんな想像力なのか、脳内に潜入してみたい。」
とメンバーに言われたんですよ。

わたしは小説を読みながら、
土方歳三先生の勇姿を妄想して、
その男前具合に悶絶できてしまうんです。

そのときに気が付いたの。
「そうか!この妄想力はわたしの能力なんだ。」って。

昔から当たり前すぎて、
仲間に言われて初めて気が付いたんです。

自分の能力や才能を知るって、
自信につながるじゃないですか。

自己開示してフィードバックをもらって、
あなたの隠された能力、見つけてみてください。
すごくおすすめです。

そして、チャートルーラーの木星が、
月に対して150度、トレーニングの配置。

自己開示のポイントは、
自分を良く見せようとしないこと。
“盛らない”ことです。

木星はなんでもすぐに“盛る”クセがあります。
しかも、「第5ハウス」にあるので、
エンタメ要素たっぷりに盛っちゃう(゚∀゚)

そうなると本来のあなたが見えなくなるので、
等身大、素の自分を見せることが大事。

人はギャップに惹かれ、魅力を感じて、
その人のことを好きになるのだとわたしは思っています。

パーフェクト!完璧に見える人の、
ちょっと抜けたところ、ダサいところを見ると、
一気に親近感や愛情が湧くものですよね。

だから、背伸びして良いところを見せるより、
自分の変なクセとか欠点だと感じることとか、
「実はこんな人間なのよ。」を見せる方が、
周りの人はあなたのことをより好きになるんですよ。

だから、少し勇気を出して、
「ちょっと恥ずかしい自己開示」に
あえてチャレンジしてみてください。
そして、今以上に愛されちゃってください!

あなたの変なクセ、欠点だと思うところ、
ぜひ教えてくださーい!(゚∀゚)!

以上!
beautifulな下弦の月~新月までの一週間を!


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