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2/3 蠍座 下弦の月

どうも、水星の申し子です。

2月3日 8時17分頃、
蠍座で「下弦の月」を迎えます。

下弦の月のホロスコープを解説する前に、
まずは、わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「毎回読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでくださいね。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どんなイメージをお持ちですか?

どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない星であり、
月の解釈は、人それぞれあります。

わたしは、月は美しいだけの星ではなく、
ある種「取り扱い注意の星」だと考えています。

わたしは、月を「不安定さの象徴」だと考えています。

西洋占星術では、
月を含め最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って具体的に何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」

我々は「平常心を保ちたい」と思いながら、
つい外部からの刺激に反応して、
喜んでみたり、悲しんでみたりするものです。
時に、心のダムが崩壊することだってあります。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この「安心を求めるの欲求」こそ、
まさに「月」です。

月とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中でわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

と観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方かな、
とわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心の中がザワモヤした時には、
「わんこのお世話としつけ
を思い出して、意識してみてください。

2月3日は蠍座で下弦の月

「下弦の月」とは、
新月に向かって欠けてゆく途中の半月のこと。

一週間後に迎える新月で、
軽やかにスタートを切るために、
不要なものをそぎ落としていくタイミングです。

1月は「そんなにアレやコレや起きる?!」
というほどに実にさまざまなことがありました。

心が痛むこと、心が殺伐とすること、
ショックなこと、怒りや悲しみを覚えること。

TVやSNSからそういった情報を
無防備に受け取っていると、
いくらメンタルが強い人でも気持ちが落ちます。
感受性の強い人、繊細な人なら尚更です。

そういった情報から意識して距離を置いて、
自分を守ってくださいね。

そういったことも踏まえて、
2月全体の星の動きと過ごし方について書きました。

まだの方は、ぜひお読みください。

というワケで、下弦の月のチャートです。

月だけがホロスコープの西側(右)にあり、
他の星はすべて東側(左)に偏っています。

新月までの一週間は、
「意志力」が試されそうです。

誰かが、皆がそうしているからではなく、
「あなたはどうしたいか?」を判断軸に行動してください。

月は蠍座14度「仕事をしている電話接続士」

本当に必要な関係性かどうかを見極めて、
人脈の整理をするという意味の度数です。

下弦の月でそぎ落とすのは、
「いまの自分には不要な人間関係」です。

嫌いな人とも距離を置いてください。
自分が心地よくいられる人とだけ、
一緒にいればイイです。

月は「第8ハウス」にあります。
第8ハウスは蠍座と親和性が高く、
一週間前の獅子座満月でも、
月は第8ハウスにありました。

奇しくも、世の中では、
「死」や「性」に関するニュースが話題で、
それも第8ハウスが象徴するテーマです。
だから、もうしばらく続きそうですね。

やはり、メディアとは、
適度に距離を取る方が良さそうですよ。

自分の気持ちが落ちるのはもちろんですが、
起きたことに対して批判したり、
怒ったりする人がたくさんいますよね。
そういったネガティブな息を吸い込んでしまうから、
なるべく見ない方がイイんです。

話を戻して、月には天王星が向かい合い、
太陽を含めて不動の「Tスクエア」ができています。

人間関係やパートナーシップが
予想しないカタチでリセットするかもしれません。

いきなりSNSをブロックされたり、
急に離婚を申し出てこられたりね。

「は?!なんで?!?」
って思うことがあるかもしれないです。

不動サインは頑固だから、
自分の意志や現状をテコでも譲らない。
その結果、状態がますます悪化する。
アルアルです。

月が位置する第8ハウスは、
「受け入れる」がテーマでもあります。

抗わずに、一旦、現実を受け入れてみる。

よく考えてみたら、今の自分には
不要な関係性だと気づくかもしれません。

今回、月と天王星の衝突を、
金星が「調停」で緩めてくれています。

想定外の出来事は、
不動サインにとっては難儀です。

でも、金星の力を借りて、
「こうじゃなきゃダメ。」を捨てて、
「ま、いっか。」と軽やかに意識を切り替える。

山羊座の金星ですから、
現実的な方法で気分転換を促してくれます。

いまは少し楽な方に流されても大丈夫です。

とにかく、自分を心地よく、
穏やかに健やかに生きる時間を一秒でも増やしましょう!

以上!


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