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6/26 天秤座 上弦の月

どうも、水星の申し子です。

2023年6月26日 16時49分頃、
天秤座で「上弦の月」を迎えます。

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」

という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

それでは参りましょう。

「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月

月の解釈は、人それぞれありますが、

月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

よく観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

6月26日は天秤座で上弦の月

「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。

月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。

そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。

ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」とも言われるわけです。

今回の上弦の月から、
「活動サイン」で月の満ち欠けのサイクル
が始まりました。
太陽も同じく活動サインの蟹座を運行中。

読んで字のごとく、
活動的に何かに向かう性質が強く、
何かを始めたり、
きっかけをつくったりすることも
とても得意な星座です。

ただ、18日に新月が起こったのと同時に、
土星が逆行を始めています。

目の前に現実的な課題が浮上して、
足止めをくらうことになる可能性も高い。

一方で、太陽、木星、土星の小三角
という喜ばしい配置もあって、
コツコツと丁寧に積み重ねてきた人は、
ここにきてその恩恵を受けている可能性も高い。

課題が浮上している人は腐らずに、
結果が出る人もおごらずに参りましょう。

では、チャートを見ます。


星が西側(右側)に偏っています。

満月までの一週間は、
他人からの影響を大きく受けて過ごすことになります。

ゆえに、誰と一緒にいるのかが、
誰から情報や知識を得るのかが大事。

月が位置するのは、
天秤座5度「心の内面の知枝を教える男」

・仲間と振動を共鳴させて交流することで、自分の欲しい答えが明らかになる。
・謙虚な姿勢で親しみのある波動を発する。
・自分の知識を人の役に立つように伝える。

このような意味をもつ度数です。

月は「第10ハウス」にありますから、
仕事やビジネス、社会的な役割において、
仲間と共振すること、謙虚であること、
人に役立つ知識をシェアすること、
がポイントになりそうです。

月と葛藤の配置を描く太陽は、
対人関係やパートナーシップを意味する
「第7ハウス」にあります。

仕事やビジネスでの人間関係に
焦点が当たる一週間
となりそうです。

蟹座の太陽は、
自分が「仲間だ」と思った相手には、
心の内をさらけ出して、尽くします。
でも、それ以外の人には排他的。

一方で、天秤座の月は、
誰に対しても「良い顔」をしようとします。

ここに葛藤が生れそうですね。

その時に、月のメッセージにある
「謙虚さ」を意識してみてください。

【謙虚(けんきょ)】
自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持ちがあること。

前から好きな言葉の一つだったのですが、
改めて辞書を引いてみて、腑に落ちました。

「謙虚」という言葉は、
「腰が低い」というイメージが強いけど、
それが前半の「自分を偉いものと思わず」の部分。

加えて、「他者から素直に学ぶ姿勢」
のことを「謙虚さ」というのか!!納得!!!
とものすごく勉強になりました。

日々使っている言葉って、
改めて辞書を引くとものすごく勉強になります。

わたしはけっこうな頻度で、
ワードの意味を調べるのですが、
皆さんもぜひ習慣にしてみてください。
使える語彙の量が増えると、人間力が深まります。

「他者から素直に学ぶ姿勢」って、
本当にめちゃくちゃ大事ですよね。

しかし、自分より若い人、部下や後輩、
経験が浅い人に対して謙虚でいられない人、
残念ながら、まだ一定数存在しますよね。

変なプライドなのか知らんが、
中高年世代、特に男性に多いように思います。
男性って勝ちたがりますよね。謎。

女性は意外と、年下でも経験が浅くても、
すんなりと受け入れたる人が多いですね。
ちなみに、わたしのお客様も8割が年上の女性です。

謙虚の対義語は、「傲慢」ですね。
人をあなどって、見下す態度のことです。

「自分の方が優れている」
というイタイ勘違いは、人生をつまらなくさせます。

他者と比べて、
どっちが上でどっちが下とか、ない。

どんだけ自信があるんだよ。
自信の使い方、間違っとるけどな。

常に「上から」の人って、
誰からも信用されないし、好かれない。
いざという時に、誰からも助けてもらえない。

結論、傲慢は「損でしかない」ですね。
謙虚でいるのが難しいなら、
「傲慢にならない」を意識すれば良いと思います。

一方で、「どんな相手からも学ぶことがある」
という意識で謙虚に生きると、
ものすごく生きやすいし、なによりも楽しいです。

そして、これができると最強。
だって、常に成長しつづけられるから。

成功者や大富豪と言われる人は、
どの人も謙虚だとよく言われますよね。

成功できるのは、
「自分一人の力では限界がある。
助けてほしい、教えてほしい。」
という謙虚さがあるからです。

うまくいった時ほど謙虚に。
を徹底することによって、
周りの人達や見えない存在の力を
存分に借りて、大成功されているんですよ。

今回、太陽、木星、土星で
「小三角」が描かれています。

自分の生きがい、生きる目的に対して、
木星が発展・拡大のチャンスをくれて、
土星がカタチにしてくれるという、
非常に豊かな配置です。

だからこそ、謙虚でいましょう。
つねに、他者に学ぶ姿勢をもって、
自分をもっと成長、発展させましょう。

謙虚さを大事にする上弦の月にしてください。

以上!
皆様、beautifulな上弦の月~満月までの一週間を。


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