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4/16 蟹座 上弦の月

どうも、水星の申し子です。

2024年4月16日 04時13分頃、
蟹座で「上弦の月」を迎えます。

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」

という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月

月の解釈は、人それぞれありますが、

月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

よく観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

4月16日は蟹座で上弦の月

「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。

月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。

そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。

ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけですね。

4/2から水星が逆行を始めて、
4/9には牡羊座で皆既日食がありました。

この影響がまあまあ大きいなぁと感じて、
フォローアップの内容を書きました。

こちらも併せてお読みください。

それでは、チャートを見ましょう。

牡羊座新月のときと同様に、
星がホロスコープの東側に偏っています。

満月までの一週間は、
「自分ごと化」がポイントです。

なんでも人のせいにする人、
まだ存在しますけども、起こることはすべて、
自分が好き好んで引き寄せたことです。

その事実に潔く「降参」し、
「だったら、どうしたい?」に変換しましょう。

月は蟹座27度「渓谷での嵐」。

ピンチをチャンスに変えて、
自分を向上させることを意味する度数です。

平和な渓谷にやってくる嵐が、
“突然の変化”を表しているワケですね。

「変化はチャンス」と前向きに捉えて、
「だったら、したいことしちゃえ!」
と心が弾むことを思い切ってしてみましょう。

これが上弦の月からのメッセージです。

渓谷の嵐が象徴するように、
守ってきたもの、居場所、安定を失って、
身一つで一人外に放り出されるような、
そんな出来事を体験するかもしれません。

視野を広げ、これまでの居場所ではなく、
「新しい世界に興味を示す意識」
がポイントとなりそうです。

アセンダントが牡羊座なので、

「諦めなければ何とかなるんじゃないか」
「もったいない」

と思わずに、
思い切って“損切り”してみてください。

古いものにしがみつかない勇気が、
状況を好転に導いてくれそうです。

太陽は、牡羊座27度
「想像の中で復活された失われた機会」

失敗を成長のための糧だと捉えて、
次は別の角度からチャレンジすることを示す度数です。

うまくいかなければ、
別の角度から検討してみよう、
別の方法を試してみよう、ってことですね。

なんか、、月も太陽も
同じようなことを言っている気がしますね。

「変化」や「失敗」は、一見ネガティブで、
受け入れがたいものです。

ドМとか、変人でない限り、
できれば、平和で安定している方がイイし、
できれば、成功したいですよね。

その正直な気持ちを、一旦、
素直に認めるってことはとても大事です。

感情は無視されるとすねますからね。

月と太陽と冥王星で、緩めですが、
「Tスクエア」が描かれています。

リセットボタンが「ポチっ」と押されて、
いきなりの強制終了の展開、あるかもしれません。

改めてになりますが、
ここでも「降参する」ことが大事。

最悪だ、、、
どうしても受け入れられません!
もうどうしたらいいのか分かりませーん!
降参でーーーす!!

降参してからが、スタート。

降参しきったら、目の前にあることに、
たんたんと取り組んでいればイイ。

なにもやる気がしないなら、
なにもしなくてイイ。

太陽の光を浴びて、おいしいもの食べて、
推しのYouTube観て、しっかり寝てればイイ。

焦りや不安から行動しないことです。

変化や失敗で気持ちが落ちたとき、
「よーし!別の視点から考えよう!」
「コレはチャンスだ!」
と思える人ばかりじゃないですよね。

「前向きに捉えることは大事だ」
って頭では解っているけど
気持ちがなかなか追い付かない。
フツーですよ。

「それでイイよ。もう降参しちゃおう。
あとは運を天に信頼して任せてみよう。」

でイイんです。本当に。

月は今回、「第5ハウス」にあります。

楽しいこと、好きなことをしてればイイ。
自分の心がキャッキャ♪いうことだけ、
してればイイ。

物事がうまくいかないときって、
たいてい、自分の本来の生き方や、
内なる悦びからズレていることが大半です。

明日、命がなくなるとしても、
後悔はないですか?
したいこと、ぜんぶできてますか?

歯を食いしばって、
忍耐と根性で生きる時代ではありませんから。

もっと楽して、楽しんで生きればイイ。

「それができるなら、したいですよ!
楽しいことだけして生きていたーーい!!」

それでイイじゃないか(゚∀゚)

むしろ、そっちの方がうまくいっちゃうのが、
「風の時代」なのですよ。

そしたら、したくもないことを、
嫌々、渋々するのって、馬鹿らしくない?

もうすぐ、木星と天王星が重なります。
意識の転換、アップグレードのチャンス。

「わたしはコレがイイ!」
「わたしにとってはコレが価値だ。」
と思うことにまっしぐらになって、
大きく飛躍しちゃいましょう!!

以上。
beautifulな上弦の月をお迎えください。

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