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ああ、タイヘ行きたい。


最近後悔することが多い。

大学生のうちにもっといろんなところへ行けばよかったと。


コロナ禍と新社会人のダブルパンチをくらった元ニート大学生、現在24歳社会人2年目。

そんな私が最近思うこと。


ああ、タイヘ行きたい。


大学生時代は特に何にも興味関心を抱くことなく、ただ暇だからアルバイトをして、一応サークルにも所属して、あとはただ生きていた。

将来のことなんて何も考えず、寝たい時に寝て、食べたい時に食べ、唯一好きなアイドルを推すことのみを生き甲斐としていた日々。


なんて尊い時間だったんだろう。

「学生のうちにやれたいことはやっとけ」

めちゃくちゃ聞いた言葉だけど、脳内お花畑だった私は、それでもただぼーっと生きていた。
やっぱりこういうのって失って初めて気づくものよね。

何にも打ち込むことなく、さほど楽しくもない堕落した大学生活を送っていた私にも唯一とも言える思い出がある。

それは、"タイ旅行(短期留学)"だ。

名目はタイの農業大学での勉強。
研究室で農業経済を学んでいた私は、ちょっとの興味本位から同じ研究室の親友と共にタイヘ2週間の旅へ出た。

はじめての海外。

国内旅行もろくに行ったことのない私にとっては、パスポート取得、荷造りから始まり、全てが初めての経験となった。

結果、「よく行くことを決めた、えらいえらい」とあの時のニートな自分を褒めてやりたいほど、行ってよかった!!と思える楽しすぎる時間を過ごすことができた。
一緒に言ってくれた親友、お金のサポートをしてくれた家族には感謝しかない。

多分あの時タイヘ行っていなければ一生海外への興味を抱くことなく、カオマンガイのおいしさをも知らぬまま死んでいたのだろう。

未知の美味しいものにたくさん出会えた。

屋台で出会った最高のカオマンガイ
毎日のように飲んだバカうまドリンクタイティー
大学ホテルの朝ビュッフェ
奇跡の麺料理パッタイ
オシャンな店の海鮮料理
困ったときのフライドライス
意外にも好きだった、マンゴーライス


タイ料理ってすごい。

毛嫌いしていたパクチーも全く食べられない訳ではなかったことを知った。

休日には現地の親切な学生の皆さんが素敵なところへ連れて行ってくれた。

めっちゃ大きい綺麗なショッピングモール
レトロ空間にいるキュートな猫
アユタヤ遺跡


あの時は遺跡?何?って思ってたけど、今思うと本当に連れて行ってくれて感謝。
タイ人の先生も学生も店員さんも本当に優しい方ばかりで助けられた。

お陰でただの旅行じゃできない経験もできた。

定番のトゥクトゥク🛺
鉄道BTS🚃
現地のバス🚌
タクシー🚕
船🚢
現地の学生さんとバイク3人乗り🛵


もう一度行きたい。

ワクワクする出来事が少ない今、過去に思いを馳せることが増えたけれど、もう一度行きたいと思える場所があるだけでも良かった。

夢はでかく、ランパーンという街へも行ってみたい。

ベタなんだろうけど花馬車に乗ってみたい。


なんならベトナムとか台湾とか韓国とかアメリカとかイギリスとか(やべ、国が思いつか…)にも行ってみたいんだ。

今度行く予定もない旅行プラン立ててみよう。


生きづらい世の中だけど、希望を捨てずに生きていこうね、みんな!

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