記憶は信用できない
クリストファー・ノーラン監督の映画『メメント』(2000)を観ました。
まず、主演のガイ・ピアースがめちゃくちゃかっこいい。
一度観ただけでは、私の理解力じゃ全然わからなかった。
観ているうちに、だんだんと分かっていく感じ。でも解説見ないと理解できなかった。
記憶もメモも、自分の都合の良いようにしか残らない。真実は人の数ほどある。大切なのは事実を正しく記録すること。
認知心理学、対象を主観的に見て判断、解釈する。虚偽記憶。
まとめてみると、それぞれの人物の目的は
レナード
ジョン・Gを探し続け、殺し続ける殺人鬼。
テディ
自分の利益のためにレナードを利用する。
ナタリー
レナードを利用してドッドを殺したい。
モーテルの管理人
記憶障害のあるレナードを騙して2部屋分の宿泊料をせしめたい。
信頼できない語り手。
他の作品で面白かったのは、
井上ひさしさんの『十二人の手紙』
ブライアン・シンガー監督の『ユージュアル・サスペクツ』(1995)
Memento Mori (ラテン語)
いつか必ず訪れる死を忘れるな。
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