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おしゃれが苦手なオタクがパーソナルカラーアナリストになってみた

初めまして、さくらと申します!
パーソナルカラーアナリストであり、旅行が趣味のオタクです。

私自身が初めてパーソナルカラー診断を受けようと思った時、バリバリの美女にビシバシと己のおしゃれの過ちを指摘されるんじゃないかと敷居の高さにビビり散らかした記憶が鮮明にあるので、まずは少しでも親しみを持っていただけたらなと思いつつ自己紹介をさせていただきます。


こんなオタクです

好きな作品やキャラクターについて語りたいいわゆる…のタイプ

テニスの王子様(以下:テニプリ)のオタクで、特に六角中と不動峰が大好きです!
私がテニプリに出会ったのはリョーマと同じ中学一年生の頃で、その時からずっと千石清純と佐伯虎次郎と神尾アキラくんが推しです。

テニミュも観ます!
初めて自分でテニミュのチケットを手配したのは2nd比嘉公演で、好きな公演は2nd全立、不動峰チームライブ、3rd六角、4th六角です!特に3rd六角公演は全都市に遠征して36公演中19回観ました。
前述した公演の曲以外で特に好きな曲は『誰にも見えない糸』です。あまりにも良すぎて初見時の衝撃も大きかったのですが、ドリライ2014の黄金ペアの涙も忘れられません。ドリライ2014で喉と涙を枯らしてそのまま風邪を引き、その後ひと月声が戻らなかったのも今となってはいい思い出です…
近頃の公演ではいわゆるカラーギャング(推しを思わせる色などでコーディネートをしている人のこと)が減り、廃れた文化になってきているんだなぁとも感じていますが、私自身は今もカラギャンして公演に行くのが大好きです!一人での観劇が多く、誰に会うでもなかったりしますが、自分なりのドレスコードのつもりで毎回楽しく服を選んでいます。

テニプリ以外にも漫画は色々とかじっていて特にスポーツ漫画が好きですが、「私を構成する5つの漫画」(昔Twitterで流行ったやつですね)を上げるとするなら、
①テニスの王子様
②SLAM DUNK
③夏目友人帳
④魔法陣グルグル
⑤怪盗セイント・テール
こんな感じかなぁと思っています。

アニメ化!とか最新ゲーム発売!という情報を見た時はリリース日でもストーリーでもなく真っ先にCVを確認する軽めの声オタでもあります。最近アニメが流行ってるなぁと軽い気持ちでキャラソンを視聴した所からハマって漫画を読み始めるという謎の動線で黒バスにハマったりもしました。ちなみに私が初めて認知した男性声優さんがきよすみのCVを担当していらっしゃる鳥海さんです。

ただ、声オタ(微)とは言いつつも、これまでは「アニメは自分のペースで見られないから漫画の方が好きだな」と思っていたんです。
ところが、THE FIRST SLAMDUNK(以下:ザファ)の映像の躍動感に感動してからというもの、これからはもっとアニメもたくさん見てみよう…!と心を入れ替えました。

いやあの、ザファって本当に「テニミュ」なんですよ。もちろんアニメ作品なので日替わり演出は無いのですが、そんなことを思いながら何度も映画館に通っていました。
アニメや漫画って、基本的にそのシーンのメインの人だけをコマに入れてメリハリをつけますよね。その間は当然画面外で誰がどこで何をしているかは見えなくなるのが普通なんです。ところがザファは、ボールを持っている人だけではなくコート全体が引きで映っているシーンが多いんですよ!! そのシーンの主役が誰かは明確にわかるのに、必ずしも観客全員が主役に注目する必要はない所がテニミュと同じで「私、観戦してる…!」って感じで大層興奮しました。ハイタッチしているリョータたちではなく、輪に混ざれないけどとりあえず近くをうろうろしている流川を見てたっていいんですよ…すごい…これってめちゃくちゃ画期的でしたよね…

…と、オタクなのでめちゃくちゃ語ってしまいましたが、オタク事以外では旅行が好きです。Googleマップに「行ってみた」のピンを立てるのが趣味。一人で行動するのは苦にならないタイプなので一人でふらっと長めの旅をするのが一番リフレッシュできる気がしています。
そして、実は呼ばれたらどこにでも出張できる旅するパーソナルカラーアナリストになるのが夢だったりします。


もちろん色彩オタクでもあります

ここからはもう少しパーソナルカラーアナリストという肩書きに近い部分の話をしますね。

先ほど「カラギャンするのが楽しい!」と書きましたが、色を選ぶのがとても好きです。
好きな色のアイテムを持ちたい!
可愛い色の組み合わせを考えたい!
色とりどりのペンを集めたい!
好きな色で絵を描きたい!
こういうことを楽しいなと感じます。つまり、色彩オタク的な属性もあるわけですね。

子どもの頃から黄色が好きで、自分の性格を色で表すなら黄色っぽいなぁと思っています。
持ち物や服などで、身につけるのが好きなのは赤です。推しの六角中のチームカラーが赤なので、赤い服がたくさんあります。ド原色の派手な赤も好きだし、テラコッタ系の少し落ち着いた色も味があって好きです。
憧れるのが青ですね。THE・青!みたいな真っ青を見るとかっこいい〜!って思います。ターコイズブルーみたいな緑がかった青はかっこいいというよりは落ち着くので好きな色です。


パーソナルカラーアナリストのおしゃれ事情

実はおしゃれは苦手でした…

色に続いて、今度はファッションのことをお話しますね。
皆さんも少なからず「パーソナルカラーはおしゃれになるためのもの!」という認識があるんじゃないかと思います。

昨今はおしゃれなオタクがたくさんいますが、私は実はおしゃれが苦手な方のオタクでした!
「おしゃれ」という言葉自体にも気後れするし、デパコス街に近寄るのもちょっと怖いし、新しい服が欲しいけど服を買いに行く服が無いよ〜!と思っていたタイプです。

「苦手」は「嫌い」とはちょっと違います。
服を見るのも好きだし、どうでもいいと思っているわけでもない。
むしろおしゃれになれるものならなりたい!
だけど、何だかずっと自分には敷居が高いことのように感じていました。

何というか、おしゃれはおしゃれな人だけがするものだって思っていたんです。だから、おしゃれじゃない自分がおしゃれをして変だと思われるのも恥ずかしいし、逆に褒められたとしても「張り切ってんじゃ〜んw」みたいに思われている気がして恥ずかしい、みたいな。


パーソナルカラーとの出会い

わからない人にはもしかしたら一生伝わらない感覚かもしれないのですが、パーソナルカラーというものの存在を知った時も、気になりはしたものの実際に診断を受けてみるまでに一年半くらい悩みました。
「おしゃれでもないのによく来たな…」と思われるんじゃないかと怯えていたからです。卑屈すぎる…

でも「毎日仕事に何着ていけばいいかわからん…楽しておしゃれに見られてえ〜〜…」という思いがつのりにつのり、ようやく診断を受ける決心ができました。

結論、診断はとっても楽しかったです!

ご存じかもしれませんが、パーソナルカラー診断は様々な色の大量の布を顔の下に合わせてみる、という方法で行います。
まず単純に、その体験にテンションが上がりました。こんなにたくさんの色を一度に見比べたことって今までになかったからです。私の場合は元々好きで着ていた色が割と似合う色が多く、「あってるんだ、良かった〜」という安堵の気持ちもありました。

ところが、その後ふと気づくんです。

「私、似合う色を選べていたはずなのに全然おしゃれではないんだが?」と……

これって実は問題の核心的な部分なのですが、この時はこのもやもやを深掘りするには至らず、日々に流される内にいつの間にかうやむやになって忘れてしまいます。

しかし、それから数年後。
私は結局またこのもやもやと対峙することになります。


もしかしてパーソナルカラーを知るだけではおしゃれになれない…?

通常パーソナルカラー診断を何度も受けることは少ないのですが、私は友人の付き添いで数年後に再び診断を受けてみました。今思うとずっと心の奥で何かが引っかかっていたんでしょうね。

この時も診断自体はとても楽しかったです。結果にも納得しました。

でも、診断後にその足で服を買いに行った時、突然前回感じたもやもやを思い出したんです。
なぜなら、パーソナルカラーはわかったのに、どの服を選んだらいいのかは全然わからなかったから!

・もしかして似合う色を着るだけじゃだめかも!?
・パーソナルカラーでおしゃれの悩みは解決しないのでは!?
・似合わないって言われた色、好きだから着たいんだけど!?
・AutumnタイプだけどAutumnでも明らかに似合わない色があるよね!?
・いろんな色が混ざってる柄物とかはどうなの!?
・ていうか化粧したり髪染めたりカラコン入れたりしたら似合う色って変わるんじゃない!?

これでもごく一部ですが、今回はもやもやが明確な疑問になって一気に噴き出しました。


えっ、私がアナリストに……!?

理論を知らなければ始まらない!

パーソナルカラー診断の結果自体には納得したものの、その活かし方、服の選び方など、パーソナルカラーを知っているだけでは太刀打ちできないことがわからないことがとにかく多すぎました。なるほど、だからショッピング同行サービスなんてものがあるのか…!と理解した瞬間でした。
でも「服が選べないから毎度人に選んでもらったものしか着ない!」なんて現実的に無理がありますし、できることなら自分で気に入った服を選びたいという思いもありました。

ここで「これはとりあえず理屈を知らないことには始まらないのでは!?」という私のオタク気質が顔を出します。

その勢いでパーソナルカラーアナリストの資格を取得し、ついでに体型や顔タイプ、カラーセラピーのことなども学んで今に至る、というわけです。

晴れてパーソナルカラーアナリストになりました

とはいえ、資格を取る時もものすごく悩みました。
実技もあるのでスクールに通う必要があったからです。

いやね、そもそも私は「おしゃれを楽しみたい色彩オタク」っていうだけで、別にファッションオタクでも美容オタクでもないんです。それなのにファッションオタクの巣窟(※イメージ)に飛び込んでいくなんて怖すぎるんですよ!!!「絶対おしゃれ美人ばっかりでしょ!」とか「服もメイクもダサいのにパーソナルカラーって…w」って笑われるんじゃないかとか、そんなことばかり考えていました(やっぱり卑屈)。

そこを「うるせ〜!おしゃれじゃないから勉強するんじゃい!」と窓をぶち破って部屋に飛び込む気持ちで何とかかんとか突撃しまして、無事試験にも合格し、パーソナルカラーアナリストになることができました。


そしてすっかりパーソナルカラー理論オタクに…

パーソナルカラーって楽しい!!

これは「自分が身につけるものは全てパーソナルカラーだけで揃えたい」みたいなこだわりが生まれたわけではなく、「パーソナルカラー診断って楽しいじゃん……!? みんなにも楽しんでほしい! 布教したいよ〜…!」という方向性のそれです。

ということで、パーソナルカラー理論を学んで良かったことをご紹介します。

まずシンプルにめちゃくちゃ楽しいです!オタクなので理屈を理解するのが大好きなんですね。
ざっくり一言でいうとパーソナルカラー理論とは「調和の理論」なのですが、どういう状態が色が調和した状態なのかを学んだので配色の考え方について応用が効くようになったのが嬉しかったです。ファッションだけでなく色々な場面で活かせる知識を身につけられました。

次に、色を見分けられるようになったこと。
お店で服を買う時って「4種類の青い服があるけど、この中のどれが一番似合う青かな?」と見比べられるような親切な環境は整っていません。青だけで4種類もラインナップが取り揃えられている確率はほぼゼロです。
ということは、ある一色を見た瞬間に「これは似合う青だ!」と判断できなければ使える知識とは言えませんよね。それができるようになりました。

また、色を見分けられるようになったことでパーソナルカラーを学ぶ以前よりも様々な色が目に入るようになり、視界が明るくなったようにも感じます。
「世界が色づく」とか「彩りのある世界」みたいな表現って、ありがちで使い古されていて少し野暮ったく感じるかもしれませんが、まさにそんな感覚がありました。


そして最後に。
私にとって一番大切なことにも気づくことができました。

それは……


「好きなものを選ぶ」こと

私はおしゃれが苦手だったけど…

パーソナルカラーを纏うと、シンプルにお得なことがたくさんあります。
例えば、顔色が明るく見えるとか、目がぱっちりして見えるとか。

でも、そんな似合う色に左右されず、私は私なりに好きな色や好きな服を選んでいいんだと考えられるようになったこと。これが私にとって一番重要なことでした。
「似合う色を知る」のと「似合う色を選ぶ」のって実は全然違います。
似合う・似合わないを知った上で「好きなものを選ぶ」のが大切だったんです。だって、そうじゃないとおしゃれって全然楽しくないから。

私はおしゃれが得意ではありません。

いい大人なのに落ち着きのない派手な色や柄の服が大好きだし、イベントではカラギャンしてしまうし、万人に好かれるような服装をしていないかもしれません。
もっともっとおしゃれな人は世の中にたくさんいて、私なんかが「あなたはこの服を着たらもっとおしゃれになりますよ」なんて偉そうにコンサルティングをするのはめちゃくちゃ烏滸がましいとも感じてしまいます。

そんな私でも、今はおしゃれが好きです。
おしゃれが苦手でもおしゃれを楽しんでいいんだって、胸を張って言えます。
劣等感や苦手意識をずっと抱えてきた私だからこそ伝えられる色の楽しみ方がきっとある。そう思って、この記事を書いています。

最後に

自己紹介は以上です。
どこか共感いただける部分はありましたでしょうか。

ここまでで何か一つでも「わかるわかる〜!」と頷いてくださったあなたのために、パーソナルカラーにまつわるお話や、色を知り、色を選ぶ楽しさなどなど、これからたくさんお伝えしていきたいと思ってます。
自分が何タイプか知ってるよ〜!というあなたも、知らないよ〜!というあなたも、診断は受けたけどもやもやしてるんだよね…というあなたも、よろしければこの先も一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

それでは、またお会いできることを願って。
ここまでご覧くださり本当に本当にありがとうございました。

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