WiFiとキャリコンとの並々ならぬ関係【キャリコンサロン編集部】
オンライン面談やイベントが増え、私たちキャリコンもWiFi環境無しに仕事は出来ません。でもそれ以前にWiFiとキャリコンには深い関係があるようで・・・
皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。キャリアコンサルタントの世界をnoteで明るく楽しく共有させていただいてます。
キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加しております。
今回のお題は「私のWiFi環境」です。
私は元々IT系のネットワークエンジニアですので、この手のネタは結構得意です。
過去の知識を活用し、我が家のWiFi環境はそこそこ充実しています。
私が採用しているWiFi機器は「TP-Link メッシュWiFiシステム」の親機と中継器のセット。
このセットのおかげでトイレやお風呂でも安定したWiFi通信が可能です。
ついでにWiFiについてのうんちくも少々語らせてもらいます。
WiFiとは「Wireless Fidelity」の略称です。
※Fidelityは「忠実」という意味です。
「WiFi = 無線LAN」と語られることが多いですが厳密には少し違います。
無線LANが登場した頃は規格が乱立しており、異なる製品間で相互接続できない不便な状態でした。
それを解決するために、米国電気電子学会 (IEEE)が「IEEE 802.11」という統一規格を定めました。
この「IEEE 802.11」に準拠しており、相互接続が可能な製品には「WiFi」というロゴを与えられたのです。
「IEEE 802.11」は年々アップグレードされており、最新の規格である「802.11ax」ではギガ級の通信速度を実現しています。
どうやって通信速度を上げているかというと、
データを運ぶための電波 = 搬送波(はんそうは)
というものを重ね合わせて、一度に多くのデータを運べるようにしているのです。
こんなイメージ。わからなくても全く問題ありません。
この「 搬送波(はんそうは)」のことを英語では
”キャリア” ウェイブ
と呼びます。
ん?
あれ?
はい、無理矢理です!
キャリコンとつなげてみました。
という訳で、今回は「キャリア」という言葉について調べてみましょう。
Let’s Get Started!
まずは語源をたどってみると、WiFiの世界での「キャリア」は英語で「carrier」であり「運ぶモノ」の意味です。
一方、キャリコンの世界での「キャリア」は英語で「carrer」であり、違う語源です。
英語の発音も【kəríər】(”カリア“に近い音)です。海外の方をお相手する場合には注意して発音しましょう。
「carrer」は元々、中世ラテン語の「車道」が起源だったそうです。
英語では競馬場や競技場におけるコースやそのトラック(行路、足跡)で使われていました。
そこから人がたどる「経歴」なども意味するようになり、「職業」「職業上の出世・成功」も表すようになったそうです。
日本では20年以上前になりますが、厚生労働省主催の
「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」
が作った報告書の中で「carrer」が定義されています。まずはこちらを参考にしてもらうと良いかと思います。
また「carrer」という言葉は多くのキャリア理論家によって様々な観点で定義されております。
その中で近年注目されているのは、ダグラス・ホール が提唱している「プロティアンキャリア」です。
ダグラス・ホールは、現在のキャリアは昔と比べて大きく変わってきていると主張しています。
日本でも働き方改革・リモートワーク等の浸透により、この新しいキャリアの考え方が徐々に浸透してきています。
この「プロティアンキャリア」は「新しい時代のキャリア構築術」と期待されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
いかがでしたしょうか?
残念ながら(?)WiFiの「キャリア」とキャリコンの「キャリア」は別語源だということがわかりました。
でも私はこう思うのです。
キャリコンの「キャリア」というのは、
人の人生を過去から未来に「運ぶモノ」
と考えることも出来るのではないでしょうか?
そう考えるとWiFiとキャリコンは、
並々(ナミナミ)ならぬ関係である
と言えるかもしれませんね(波だけに。。。)
ではまた!
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