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「WILL」から始まる貴方のパラレルキャリア【キャリコンサロン編集部】

「パラレルキャリア」。聞き慣れない言葉ですが、新しいキャリアの築き方として注目されています。でもパラレルキャリアって一体どうやって始めるのでしょうか?

皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。国家資格キャリアコンサルタントとIT企業マネージャーとの二刀流で活動しています。

キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加させていただいております。

私は水曜日担当です。

今週のお題は「パラレルキャリア」です。

ちょっと聞き慣れない言葉ですよね。
「複業」と言ったほうが馴染みがあるかもしれません。

簡単に言うと、

本業を持ちながら、別の仕事をしたり、非営利活動をしたりすること。

最近、多くの企業で解禁されている「副業」との違いは何なのでしょうか?

書籍を読むと以下のように定義されています。

「副業」
主目的は副収入を得ること

「パラレルキャリア」
主目的は自分らしい働き方を実現すること

自分のやりがいを満たしたい

自分の可能性を追求したい

新しい分野に挑戦したい

そんな欲求を満たせるのが「パラレルキャリア」なんだと思います。

でもパラレルキャリアってどうやって始めたら良いのでしょうか? 
それは、

自分の「WILL(やりたいこと)」

を明確にすることから始めましょう。

どういうことでしょうか?
私の事例を添えて、お話します。

私は長い間、以下のようなことが大事だと思って働いてきました。

・競合他社に負けないように提案する
・自社の業績を達成する、自社の競争力を高める
・上記を達成することで周囲に評価される

でも年齢も40代後半に差しかかると何となく違和感を感じるようになっていました。

そんな私の違和感の正体をはっきりさせるような出来事がありました。

それは、お客様に導入したシステムで結構ひどいトラブルが発生し、お客様に謝罪に行った時のこと。

帰り際にお客様からボソッとこう言われたのです。

「いつも一生懸命対応してくれてありがとう」

トラブルを発生させた我々にこんなこと言ってくれるなんて…すごく嬉しい!

その時に私はハッとしました。

そうか。自分にとって一番のやりがいって

「ありがとう」

って感謝されることなんだと。

自分の今の職種・ポジションでは「ありがとう」って感謝されることは少ない。

「じゃあ、そういう業態に転職するか?」

活動してみたものもやっぱりこの年ではリスクも大きすぎる。

そもそも今の会社もそれなりにやりがいもあって出ていく程では無い。

そんなこと色々考えていた時に出会ったのが、

「キャリアコンサルタント」

皆さんの仕事でのモヤモヤを一緒に解決する仕事

これは私のやりがいを満たせる仕事かもしれないと心が躍りました。

ちょうどその時にうちの会社でも副業を解禁するという情報もあり、

今の仕事とキャリアコンサルタントでの

「パラレルキャリア」

ってアリなんじゃないか?

そう思ったら、あっという間にキャリアコンサルタント養成学校に入学申し込みをしていました。

無事にキャリアコンサルタントの資格を取得し、

さあ「パラレルキャリア」の始まりだ!

と思っていたら、まさかの事態が。

うちの会社の副業解禁が棚上げされてしまったのです。こりゃ弱った…

でも副業が許可されてなくても出来ることを探せば結構あることがわかりました。

・友人から紹介された相談者の悩みを聴く

・友人の自己分析のお手伝いをする

・NPO法人に参加し、中高生にキャリア教育

・noteでキャリアコンサルタントについて書く 

こんな活動していると、

「ありがとう」「楽しかった」「為になった」

と言われることが増えて、私のやりがいを満たしてくれます。

やりがいが満たされていくと、不思議なことに本業の方でも

「ありがとう」「楽しかった」「為になった」

と言われることが多くなったような気がします。

私が単に気づいていなかっただけかもしれませんね。

これもひとつのパラレルキャリアの形態。

自分らしい働き方が実現できているように思えてきました。

こんな感じで活動していると追い風も吹いてきます。

私の会社でもとうとう副業が解禁されることになったのです。

これを機会に私のパラレルキャリアもさらに加速させていきたいなと思っています。

このように自分の

「WILL(やりたいこと)」

を明確にして行動すれば自分らしい働き方を実現できるかもしれません。

やっぱり大事なのは「自己分析」ですね!

やり方がよくわからないという方はぜひ我々キャリアコンサルタントにぜひご用命ください。

ではまた。

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