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話す時の癖をなくして「愛メッセージ」を届けよう【キャリコンサロン編集部】

中学生の時に「え〜」ばっかり言う先生がいて、授業の間に何回「え〜」って言うか数えたことがありました。当然、授業内容は頭に入りませんよね。

皆さん、こんにちは!
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。キャリアコンサルタントとIT企業のマネージャーの二刀流で活動させてもらっています。

キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加させていただいております。

私は水曜日担当です。

今週のお題は「人前で話すときに心がけていること」です。

人前で話すときに、何はともあれ心がけることは、

自分の話すときの癖を知る

そして、その癖を出さない

ではないでしょうか。

相手の話すときの癖って意外と気になるもので、一度気になっちゃうとその人の話が頭に入らなくなります。

私の話すときの癖をご覧いただき、皆さんも一度見直してもらえたら嬉しいです。

◆目がキョロキョロする

以前、スピーチしている時の姿を撮影して、癖を発見しようというセミナーに参加したことがありました。

私は白眼・黒眼が比較的はっきりしているのもあって、目線がキョロキョロしていることがすごく目立っていました。

それ以来、スピーチする時はスピーチする前に見る場所を何ヶ所か決めて、一定の時間ごとに目線を置き換えるように心がけています。

そうするとある程度キョロキョロすることが抑えられます。

◆早口になる、言葉を繰り返す

多くの方と同様に私も緊張していると早口で喋ってしまいがちです。

また、緊張していると同じ言葉を繰り返して使う癖もあるようです。以下に例を示します。

「ちょっとー、ちょっとー」
「なるほど、なるほど」
「そうです、そうです」

特に説明する時に言葉に詰まった時は「ちょっとー、ちょっとー」を大放出してしまうことがあります。

これらの対策は、自分を第三者の視点から俯瞰して見るように心がけることです。

「あ、いまちょっと早口でしゃべっているぞ」

「あ、また同じ言葉を繰り返して使っているぞ」

と俯瞰して見れれば、自分が緊張していることも理解できて、修正することが可能になります。

◆前置きがなく断定的である

私が自分の意見を伝えるときに、前置きがなく断定的な言い方をする癖がありました。例えば、

Aさんはチェックが細かすぎて、仕事に時間をかけ過ぎです

これを聞いたAさんはきっと良い印象はもたず、意固地になってしまう可能性が高いですよね。

これは良くないなあと思い、ある時から

「前置き」「後置き」

をつけるように心がけています。

前置き:
「これはあくまでも私の意見だけど」
「私は最近、こう感じているんだけど」

後置き
「~ではないかと思うだよね」
「~と感じるんだよね」

「前置き」と「後置き」をつけて言い直してみましょう。

これはあくまでも私の意見だけど、
Aさんはチェックが細かすぎて、仕事に時間をかけ過ぎ
だと思うんだよね

どうでしょう? 
次に会話が続けれられるレベルになったのではないでしょうか?

いかがでしたでしょうか?
皆さんも思い当たる事あったのではないでしょうか?

自分の癖を見直すことが出来たら、さらに心がけてほしいことがあります。それが、

人に伝達するメッセージには以下の2種類があります。
これらは文字通り、どちらを主語にしてメッセージを伝えるか?ということ。

You Message(ユーメッセージ)は主語が You(あなた)になります。

あなたはもっと効率よく仕事をした方がよい

なんか命令口調で上から目線ですよね。
相手にポジティブに捉えてもらうのは難しそうです。

一方で、 I Message(アイメッセージ)は主語を I(私)にし、感情の言葉をいれてポジティブメッセージにするのです。

私は
あなたがもっと効率よく仕事をしてくれたら
嬉しいです

どうでしょうか?
なんかその人の「愛(アイ)」を感じますよね?

最近の私は会社で部下に指示したり、お願いしたりする時は全て I Message(アイメッセージ)を使うように徹底しています。

私は
Aさんがxx日までに回答してくれたら
助かります

私は
Bさんがスケジュール調整してもらえると
ありがたいです

会社の部下達には、ぜひ、私の「愛(アイ)」を感じてくれたら私も嬉しいです!

人前で話す時には事前に十分な練習が当然必要となります。

さらに自分の話すときの癖や伝え方を見直すことができれば、あなたの話す内容はより印象的になると思います。

ぜひやってみてくださいね。
ではまた!

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