Happy Unbirthday！　~不思議の国のアリス~

“Happy Unbirthday”

ディズニー作品『不思議の国のアリス』で
帽子屋と3月うさぎがお茶会をしているシーンでの
セリフである

日本語版では「なんでもない日」と訳されている

お茶会では、そのなんでもない日を盛大にお祝いしているおかしなシーンである

誕生日は1年に1回
皆から祝福される素晴らしい日であるが

1年365日のうち、誕生日はたったの1日

誕生日ではない日は364日もある

あたりまえ過ぎて、馬鹿馬鹿しい話に聞こえる

でも、もし残りの364日も同じように祝福できたら
毎日が素晴らしい日になり
楽しい人生になるに違いない

現実は、毎日誕生日ケーキを買うわけにはいかない
皆から祝ってもらえるわけでもない

そんなことはあたりまえだ

だって、なんでもない日なんだから

それでも
やっぱり、なんでもない日って素晴らしい

朝起きて、朝ごはんを食べて
仕事や学校に行って
帰ってきて夜ご飯を食べて
お風呂に入って、寝る

こんなあたりまえの日常が送れていることは
実はとても幸せなことである

今、私たちがこうやって生きていることは沢山の奇跡の積み重ねなのだ

そして今日という日は
人生で最も若い日である

365日、全ての今日が
自分にとって価値ある、素晴らしい日なのだ

だから自分だけは自分自身を祝ってあげよう

「なんでもない日」を。

今日も良い一日になりますように


Happy Unbirthday!!!