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負けは弱さの証明ではない

確かに負けました。
でも実りある試合だったのでは?

負けは弱さの証明ですか?

君達にとって負けは
試練なんじゃないですか?
地に這いつくばった後
また立って歩けるのかという

君達が
そこに這いつくばったままならば、
それこそが弱さの証明です

by武田一鉄(ハイキューより)


資本主義社会の今、世の中の殆どのことは競争や勝負で成り立っている

私自身も15年間サッカーを続けてきて
常に勝負の世界で生きてきた

大学に入るまでは強豪校に所属していた訳ではなく
チームとして負けても、自分自身は完全に負けた というような感覚をあまり持ったことがなかった

しかし、大学に入ってその感覚は一転した

今までスタメンしか経験してこなかったが
大学ではチーム内の選考でAチームに入ることはおろか
Bチームのベンチにすら入れなかった

本当に悔しかった

これが「負け」だと知った

そして毎日怒られ、ため息をつかれ、ボールも来なくなった

そんな負け続ける日々を送っていた時
冒頭に書いた武田先生の言葉を思い出した

負けは弱さの証明ではない。

そこからどう立ち上がれるか、もがき足掻けるかが大事なのだと思い出した

正直、今もまだ負け続けている

それでも、諦めていない
絶対に勝てると信じて努力をし続けている

心が折れた時がはじめて本当の負けである

だから、どんなに負けても何度でも立ち上がる

それが勝負の世界で生き延びる術であると私は思う




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