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自分の利益がすべて ~進撃の巨人~


人を観察すること、これは私の趣味の一つである


観察をしていると正直

なぜこんな人に友だちができるのか?
なぜこんな人にパートナーができるのか?

疑問に思うことがある

今、私がハマっている漫画「進撃の巨人」は
その疑問にヒントを与えてくれた


(進撃の巨人 第31話 微笑み より引用)

すべての人にとって
都合の良い人なんていないと思う

誰かの役に立っても他の誰かにとっては悪い人になっているかもしれないし・・・


人を観察して勝手に評価しようとしていた私は
俯瞰して客観的に捉えられていると勘違いしていた

でも実はとても主観的で利己的な評価でしかなかった

身近な例であれば

右折待ちをしている時に
対向車が車を譲ってくれたら
自分はその車に感謝し良い人だと思うかもしれない
でも、その車の後ろの人がもし急いでいたら
その人を決して良い人とは思わないだろう

結局良い人、悪い人と思っても
それは自分にとって
都合が良いか、悪いかでしかない


進撃の巨人はそれぞれの国を主観的に描く
故に何が正しいのか正義なのか
読者はわからなくなる

作中の当事者は
自分にとって都合の良いものを正義と信じるが
果たして本当は何が正しいのか、
読者は第三者としてその判断が委ねられる


私は人をこれまでの基準で判断することをやめる
何が良いのか、悪いのかを二極化して考えず
客観的にその人の行動の真意を捉えたい


また、自分自身は良い人であろうと心がけていた
しかしそれもまた
自己中心的な考えでしかなかった

誰かにとって都合の良い自分になる必要はない

組織や全体にとって最善の選択であるなら
他人にそして自分に、
嫌われることを恐れず
勇気ある選択をすべきだ


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