不平等な社会
ワンピースのワノ国は
まさに現代社会の縮図である
おこぼれ町では
誕生日とお正月に少量のお米しか食べられず
おしるこを食べて、美味しさのあまり感動してしまうくらい
普段からまともにご飯を食べられていない子どもがいる
その一方で、将軍の周りの一部の人たちは
毎日がまさに酒池肉林
食材を無駄にするということも当たり前に横行されている
私の初読の感想は胸くそ悪いなというものだった
でも、ふと冷静になって考えてみると
自分たちとやっていることが一緒であることに気づいた
そして、自分たちは悪役側であることにも気づいた
世界には満足に飲み食いができない人がいる中
私たちは賞味期限がきれれば簡単に食材をゴミ箱にいれる
そんなことをやっている自分たちが
ワノ国の悪役を批判することはできないのではないか
ワノ国はまさに資本主義の縮図だ
格差ある社会で
不平等と不合理が許されてしまっている
尾田先生はワノ国編を通して
メッセージを残そうとしているのだと思う
私たちはそのメッセージを受け取り
行動に移すべきであると思う
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