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”銭湯通い”へのめざめ

久しぶりのnoteです。
このnoteは、年1更新になってしまった。。苦笑

この1年について

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
都内は桜が満開を迎え、2度目の緊急事態宣言は解除されたものの、第4波の兆候もあり、予断を許さない状況が続いています。

コロナウィルスの影響で、この1年ですっかり世界は変わってしまいました。昨年のnoteを書いたころは、ここまでの状況になるとは思ってもみませんでしたね。

僕自身、作春以降は家で仕事が主体で、打ち合わせも基本的に画面越しに。実家を出てからは、はじめて帰省をしない年になりました。

また、環境も変わり、ひとり暮らしからシェアハウス住まいになりました。
画面越しにしか人に会わないと、病んでくるんですよね、心身が。

シェアハウスへ住まうのは、コロナ的視点では、クラスターが起きやすいなどのデメリットはあるとは思いますが、僕のような独り身にとって日常的に「直接」だれかとコミュニケーションが取れる環境には、精神的な救いがあり、固定費の圧縮にもなる、というメリットの方が大きかったのです。
今振り返ると、無理して(?)引越してよかったと思っています。

銭湯通いのきっかけ

引越す前のお話です。
当時、都内の高円寺に住んでいたのですが、昨春の緊急事態宣言中は外出しても"吉野家でテイクアウトして帰る”な日々になってしまっていました。
それまで時間を見ては週末に出かけていたイベントや美術館、映画館などは軒並み中止・閉館する事態に。

何かしらリフレッシュできる方法がないかと思っていたところ、あらゆるお店が閉まる中にあって、近所の銭湯「小杉湯」は「銭湯は地域のインフラ」という意義(そんな感じの言い方だったと思う)を掲げ、夜も開け続けてくれていたのです。

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小杉湯は最近、登録有形文化財に。

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引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000035029.html  
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徒歩で5分程度で行けて雰囲気の良い銭湯なので、たまに通っていたのですが夜出かけることもなくなり、以前にも増して小杉湯に通うようになりました。
外出できない1日の中で「スマホを手放して大きな湯船に脚を伸ばして浸かる時間」を持つのは、心身ともに良いリフレッシュになることが実感できた時間でもありました。

銭湯へ行くのが外出の理由になる

週末に出かけようにも、外出自粛が叫ばれる中、百貨店ですら休業しており、人混みに行くのは憚られる状況でした。
「…そうか。イベントに行けないなら銭湯に行けばいいじゃないか」
と思い立ち、調べてみると都内の銭湯は案外普通に営業していることがわかりました。

これまで、僕は旅行や出張ついでの温泉ならともかく、銭湯に行くのを目的とした外出はしたことがありませんでした。
あくまで銭湯に行くのは、日常生活の一部であり、生活圏の中で済ませるものと思っていたのです。

調べてみると銭湯は都内のあらゆる街に点在していて、今も多くのひとに愛されていました(小杉湯は本当に人が多い。混みすぎなくらいいる)。
これまで僕にとって東京に住むことのメリットは、文化・カルチャーに直に触れやすく、思い立ってすぐに展示や舞台などに脚を運べることにあると思っていました。

東京は銭湯が多い。減っているとは言え、全国でいちばん多い(人口当たりに換算るすとそうではない)のです。
それまで小杉湯にしか行かなかったのですが、高円寺や中野周辺だけでも結構あるんですよね。


銭湯に気軽に行ける。
(もちろん、感染対策はしっかりしたうえで)
これは、この年齢にして新たな発見でした。

健康を買うつもりで毎週末のように、都内の銭湯に行くことを目的に出かけるようになりました。
この1年ほど、結構色々なところへ行けたので、個人的におすすめできる銭湯を、少しずつ紹介していけたらと思っています。

銭湯


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