住所も店名もナイショ。通称「ぼぶ寿司」
住所も電話番号も非公開、ぼぶ寿司というのは通称で、本当の店名も秘密。
店構えは何の変哲も無い街場のお寿司屋さん。
しかし、暖簾をくぐったその先は、サービス精神旺盛な大将が切り盛りするスシエンターテイメントだった!
1品目:シラウオ
おつまみ一品目は青森のシラウオ。初夏らしい涼しげな一品。
つるっとした喉ごしが楽しい。
2品目:アワビ、つぶ貝、ウマヅラハギの卵の煮付け
やっぱりこの時期の貝は美味しい。味も香りも濃厚でエグ味も無い。
一緒に煮てあるのはウマヅラハギの卵。初めていただいた。タラコよりも少し粒が細かいかな。あっさりした味。
3品目:とり貝とアジの辛子酢味噌和え
鮮烈な酸味と辛味でシフトチェンジ。
やっぱり貝が美味しい。
4品目:サバとアジ
続いては山口のサバ。流石に少し痩せてはいるものの、身の香りと凝縮感が良い。淡路のアジも文句なしの美味しさ。
5品目:ハタ
透き通った桜色。美しい!
この時期のハタは湯引きなしで食べた方が美味しいかも。
6品目:キンキ
釧路のキンキは皮目をさっと炙って。
もっちりとした食感。じんわり溶けていく脂が美味しい。
7品目:アオヤギと小柱、イサキの昆布締め
襟裳のアオヤギは身が立つほどの新鮮さ。
ツンツンして可愛い。
甘さも香りも素晴らしい。小柱も甘い!
8品目:いぶりがっこ
箸休めはいぶりがっこ。
(……お酒がさらに進みます)
9品目:マグロ
握りの一貫目はマグロ。
写真ではよく分からないかもしれないけれどデカい!
シャリは結構やわらかめ。
10品目:キンメ
キンメはキンメでも網代の地金目鯛。
この季節なのにしっかり脂が乗っていて甘い。
11品目:タイ
食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまった。
阿久根の鯛だそう。もっちりして美味しかった。
12品目:ミルガイ
適度に弾力のある歯応えと香りも素晴らしいが、何よりもうま味がすごい
13品目:車エビ
天草の車エビ。
はみ出し方がすごい(笑)
肉厚でプリッとした食感とエビの甘みが素晴らしい。
14品目:アカガイ
綺麗なアカガイは青森から。
そろそろ旬のなごりなのかな。優しい甘み。
15品目:エゾバフンウニ
これも特大サイズの軍艦。
礼文島のエゾバフンウニ。甘い。口の中でとろける。
16品目:てっぽう
てっぽう大好き!
わさびが強めで思わず涙。でもそれが良い。
17品目:カラスミの握り
自家製のカラスミを握りでいただく。濃厚〜
18品目:デザート
さくらんぼが可愛い。
食べ終わって思った
おつまみもにぎりも一品一品のサイズが大きい。
でもそれは、大将がお客さんに美味しいお魚をたっぷり味わって欲しいという心意気の現れなのだと気づく。
いやー、食べました。
そして飲みました。
翌日の朝までお腹パンパンだったもん。
おそるべしぼぶ寿司。
ごちそうさまでした!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?