ボール拾いの大切さ
本日付でAcompanyの執行役員CAOに就任したサガサキです。
※プレスリリースは以下をご覧ください
全体MTGの「Lighining Acompany」の時間で、自分が大事にしている仕事のスタンス、「ボール拾い」について話す機会をいただいたので、それを記事用に加工して公開します。
本記事は「#バレンタインアドカレ」18日目の記事となります。
Lightning Acompanyとは
Acompanyでは週に1回、全体MTGを実施しており、そこでは各部門の進捗報告はもちろん、アカンニュースなる社内報や部活動紹介といった楽しいコンテンツがメンバーにより提供されています。
<アカンニュースについて>
<部活動の一例>
その全体MTGに、1月からLT(Lightning Talk)ならぬ、LA(Lightning Acompany)がコンテンツに加わり、役員が毎週持ち回りで、10分で自分の最近の思考や業務について話す時間が設けられました。
すでにCRDO近藤さん「『Be Cool. Be Hacker.』が生まれた背景」、CTO田中さん「自責思考」を発表しており、先日自分の番が来ました。
「ボール拾い」の大切さ
何について書こうかと考えた時に、自分が大事にしている仕事のスタンス「ボール拾い」について書こうと思いました。
当日説明に使用したスライドをこちらに公開しておきます。
スライドだけでは足りないと思うので、以下で簡単に補足していきます。
※社内説明資料のため、一部省略している箇所があります。また、上のCTO田中さんの「自責思考」を事前にご覧になっているとさらに理解が進みます
「ボール拾い」って何?
・「ボール」とは、軽微な仕事
・「拾い」とは、業務の中で溢れてしまったことを自分でやる
例えば、
誰がやるかわからないままぼんやりとしている仕事
誰かがやったほうがいいけど、みんな忙しくて転がっている仕事
誰かの仕事だけど自分でもできそうな仕事
を自分でやることです。
まとめると、「ボール拾い」とは「誰のものでもない、もしくは誰かのちょっとした仕事に、 自ら手をつける」だと思っています。
ボールを拾うとどうなるか
ボールを拾うと以下の4つの点で良いことが起こると思っています。
・みんなが気持ちよく働ける
・自分のできる仕事の範囲が広がる
・感謝される
・評価される
1つ1つ簡単に説明していきます。
みんなが気持ちよく働ける
・お互いがお互いをカバーしながら、チーム全体で前進していけます
・抜け、漏れがなく、質の高い状態でチームとして仕事を進めることができます
・これはAcompanyの大事にしている「チームで成果を最大化する」に通ずる部分があります
自分のできる仕事の範囲が広がる
・自分の責任範囲外の仕事もどんどん自分の仕事として消化していくことで、自分のできる業務範囲が広がっていきます
感謝される
・単純明快です。助かりますし、素直に嬉しい気持ちでいっぱいになります
評価される
・「評価される」だけ聞くと語弊があるのですが、何よりも「信頼」されます
・信頼されると、仕事を任せてもらえる機会が増え、自分の業務や責任範囲が広がっていきます
・Acompany代表の高橋のX(Twitter)やLayerX羅針盤でもそのことについては言及されています
自分が意識していること
サガサキが意識していることは2つです。
・何でも自分の仕事だと思ってやる(積極的にボールを拾う)
・相手の気持ちを考える
何でも自分の仕事だと思ってやる(積極的にボールを拾う)
・自分の仕事だと思って他の人の仕事をどんどんやっていきます(もちろん自分の仕事もやります)
・他の人を見ていて、躓きそうだなと思ったら、歩いている先の石を取り除いてあげたり、忘れ物をしているのであれば届けてあげます
相手の気持ちを考える
・自分が相手だったら「これやってもらえたら助かる!」というのを想像して、 そのタスクを巻き取りに行きます。相手の仕事を奪います
・そして、 そのタスクをしっかり仕上げて、相手に納品します
・ここで大事なのはアカンガードレールにもある「Goodではなく、Greatを意識する」ことです。奪った仕事を、相手の想像を超える、良いクオリティで返します
ボール拾いの弱点
ボール拾いにも弱点はあります。このパートは後述する参考文献より引用しています。
ボール拾いは、何かの仕事を成立させるための、補助的な仕事であることが多いため、目につきにくく、評価されにくいです
自分の仕事をせず、ボール拾いばかりしているのでは意味がありません。自分の仕事もしっかりして、ボールも拾える人になりましょう(アカンガードレール:ANDを模索する)
ボール拾いは困ってる人にはありがたがられるので、手頃な達成感を得られますが、易きに流れないようにしましょう
周りもボールを拾ってもらうのが当たり前になると依存してしまうので、その人が居なくなったときにチームが 崩壊してしまうかもしれません
結論
「ボール拾い」を意識して、圧倒的に成長していきましょう!
参考文献
LAを作成するにあたり、参考にさせてもらったものを紹介します。
特にボール拾いの弱点のパートはLivesenseさんから引用しています。素敵な記事なので是非ご覧ください。
ボールが拾える素敵な方、Acompanyへ
Acompanyは、「2035年までに世界No.1の偉大なプライバシーテックカンパニーになる」と旗を掲げています。「事業」、「カルチャー」、「人」は会社経営において重要な領域だと考えており、特にカルチャーである「Be Cool. Be Hacker.」をとても大事にしています。
Acompanyの事業やカルチャーに興味のある方は、カジュアル面談からご応募からお願いします!Acompanyを知っていただき、是非一緒にボールを拾いましょう⚾️
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