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ひろゆき氏がちっとも帰ろうとしないので、腹いせに営業妨害してみることにした。

11時間も飲み続けてしまった。いまどき大学生でもこんな無茶な飲み方はしないのではないかと思うが、47歳の中年がやらかしてしまった本当の話だ。

想定はしていた。というのも、前回も深夜、、、いや早朝4時までの9時間コースだったからだ。だから今回もある程度長くなるだろうと予想はしていたのだが、まさか朝6時まで飲み続けることになるだろうとは、さすがに想定していなかった。

「そろそろお開きにしようか」という空気をこれでもかというほど滲ませてもまったく帰ろうとしないこの御仁は、最近、フランスへの帰国前夜にわが家にやってくることが多い。機内で爆睡するためにわざと夜通しうちで飲んでいるのではないかという疑惑が生まれるほどだが、たとえ時差調整に使われていたとしても、悪い気はしない。なぜなら、彼と飲むと、ほかではまったく味わえない楽しさに包まれるからだ。

みずからリンクを貼ってみたものの、こんなにも観てほしくないLIVE配信がかつてあっただろうか。同い年のおじさん同士が、深夜にひたすらキン◯マとウ◯コの話をしているのだ。こんな話、こんな展開、この御仁とでなれけば絶対にあり得ない。

しかしながら、ありがたいことにコメント欄はおおむね好評で、「仲良いですね」「おじさん二人のイチャイチャ動画」など、深夜のクソどうでもいい中年のおしゃべりに、それなりに楽しさや癒しを感じてくださった方が多かったようだ。

とはいえ、ひろゆき氏といえば毀誉褒貶ある人物でもあり、一定数のアンチがいることも事実なので、Twitterなどでありがた迷惑なアドバイスをくれる方々も湧いてくる。

「ひろゆきなんかとつるんでるなんてガッカリです」
「こんな人物に応援などしてもらうから選挙に落ちるんですよ」

私自身もおおいに毀誉褒貶のある人間だし、一定数のアンチもいる立場なので、こうした“ご忠告”も鼻で笑い飛ばしてしまえるのだが、ひとつどうしても反論したくなるのが、「こんなやつと一緒にいると、支持者が離れていきますよ」というものだ。

ここで言う「支持者」をどこまでの範囲に限定するのかにもよるのだろうが、これを非常に近い範囲、つまり実際に昨年の選挙戦をともに戦ってくれた「チーム乙武」と呼ばれる仲間たちに限っていえば、まずそんな心配はいらないだろうと断言できる。なぜなら、彼らは、いや、「私たち」は、あの日の光景を決して忘れていないからだ。

あれは、昨年6月。参院選の公示日をいよいよ翌週に控えた日曜日だった。

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