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【令和版】 選挙に行かない君へ。

日テレが運営するニュース専門チャンネル『The SOCIAL』。来月に控える参院選に向けて、「若者の選挙に参加する意義」についてのインタビュー企画が始まった。

ありがたいことに、その第1回にご指名いただき、先週末にその動画が公開となった。

最初の質問は、「若者は選挙にいくべきだと思いますか?」というもの。

もう、本当に、心から、そう思う。

だけど、これまで何度も、繰り返し、腹の底から、力の限り、「選挙に行くべきだ」というメッセージは送り続けてきた。

それでも、何も変わらない。投票率は、一向に上がらない。

「だったら別の手を使うしかない」

そう思った私は、こんな言葉を口にした。

あえて少し突き放した言い方をするなら、「別に行かなくてもいいんじゃない?」とは思います。
例えば「徴兵制をやります」と言い出したら、絶対みなさん選挙に行くと思うんです。行かないと大変なことになるという危機意識は芽生えると思う。

ちょっと辛口で、ちょっと過激な物言いだったかもしれない。

もちろん、いまでも若者たちには「選挙に行ってほしい」と心から願っている。反面、「そうした状況にでもならなければ、若者の投票率を上げることは難しいのではないか」という悲観的な思いも抱いている。

そういえば、何年か前にも、若者に「どうしても選挙に行ってほしい」という思いが高じて、Twitterで #選挙に行かない理由 というハッシュタグで、若者たちに選挙に行かない理由を尋ねた。

当時、このツイートはかなり話題になり、多くの若者がリプライなどで考えを聞かせてくれ、彼らとの議論の内容がニュース記事にもなった。

こうした内容を受け、その翌日、若者たちに向けて「選挙に行かない君へ」というブログを書いた。かなり熱を込めて書いた。

ありがたいことに、この記事を紹介したツイートは1万以上もRTされるなど、かなりの反響をいただいた。「乙武さんのブログを読んで、選挙に行こうと思いました」という声も多数いただいた。


せっかくなので数年ぶりに再掲してみようと思う。

あれから7年が経ち、私の中で考えが変わった部分もある。世間での需要が高まってきた課題もある。そうした点については多少の加筆修正を加えてみたが、文体などはあえてそのままにした。

いま読み返してみると終盤はかなり青臭く、そのまま掲載するのはいささか照れ臭さもあるけれど、そのほうが伝わることもあるかもしれないから、あえてそのままで。

良かったら、読んでやってください。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.mu/h_ototake/m/m9d2115c70116

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