せめて神様くらい、平等でいてくれたっていいじゃないか。
10月に入り、ようやく長かった緊急事態宣言が明けた。旅が大好きな私は、とにかく旅に飢えていた。旅仲間でもある友人と休みを合わせ、とある週末に伊勢志摩の旅に出かけることにした。1日目に志摩、2日目に伊勢、最終日に名古屋という行程を組んだ。
講演会などで何度も訪れている名古屋は別にして、伊勢志摩をゆっくり訪れるのは私も友人も初めてのこと。これから出会う景色と経験に胸をときめかせながら、14時過ぎに名古屋でレンタカーを借り、友人の運転で伊勢自動車道を南へと下った。
最初の目的である志摩に到着したのが17時過ぎ。ちょうど日没を迎える頃だった。あらかじめ調べておいたオススメの夕陽スポット「横山展望台」へ。完璧なタイミングだった。絵に描いたかのようなマジックアワー。息を呑むような美しい景色を堪能して、宿へと向かった。
もう1年半以上も海外へ行けていないこともあり、せめて海外気分を味わおうと予約したのが「志摩地中海村」。誰もが一度は耳にしたことがあるだろう「志摩スペイン村」の姉妹施設のようだ。これがまた筆舌尽くしがたいほど美しいスポットで、私たちの「せめて海外気分を味わいたい」という思いを十分に満たしたうえで、さらにお釣りが来るくらい感動的だった。
(せっかくなので、何枚か写真を載せておく!)
そして、2日目。私たちは伊勢へと向かった。念願の“お伊勢参り”だ。
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「乙武洋匡の七転び八起き」
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