カメラとは、写真を撮る機械です•••
最近、あまり写真を撮らなくなった。
街中でスナップするのが何より好きなのですが、コロナ過があって街へ出かけることができなくなり、何とか落ち着いた後も、そのまま出かけることを忘れてしまったかのように、街歩きを最近はしていない。
旅行はぼちぼち行っているので、写真をまったく撮っていないことはないのですが、やはりストリートスナップができていません。
そろそろ始めようと思う、今日この頃です。
前置きはこのぐらいにして、本題の「カメラ」について書いてみようと思います。
このごろつくづく思うのは、「カメラ」を持つことに主体が変わってしまった気がします。
私が最初に手にした「カメラ」は多分高校生の時に無理やり買ってもらった「ポケットフジカ」だったと記憶している。
110フィルムというカセット式のフィルムを裏ブタを開け、セットすればすぐに写真を撮ることができた。
F値だとかSSだとかはカメラ任せ(多分、ほぼ固定だったような・・・)、シャッターを押せば、ほぼほぼ失敗なく撮れていました。
修学旅行の時に持参し、貯めた小遣いでフィルムを10本ほど買って撮りまっくたのですが、その後の現像代に手が回らなく(現像代がなかった)、友人たちに焼き増しして渡すまでに、時間が掛かってしまったという苦い記憶が残っています。
でも、この「カメラ」で写真を撮る楽しさを知ったことも確かで、その後も機会ある事に撮っていました。ただし、あくまで慎重に撮るものはしっかり決めてからシャッターを押すようにしていた事はもちろんです。あくまで小遣いの範囲でですから。
その後、就職して社会人となってから手にしたのがこれ、フィルムカメラ時代の「OM-1」です。
すでに社会人ですから、小遣いにも余裕があり(もっともカメラはローンで買っていましたが)フィルム代(現像代含む)にも以前よりはかけることが出来てきました。
この「OM-1」は使い倒したなー。当時はこの本体に、今で言えば縦グリのような「モータドライブ」を装着し、連写していました。
当時はカーレース(言い方が古い・・・)にハマっていて、サーキットに行っては望遠レンズを振り回し、流し撮りで連写していたものです。
後に撮る側(観客席)から、反対側(競技者)へ回ってしまうことになりましたが、某プライベートチームに所属して、国内Aライは所持していたのですが、ドライバーではなく、レースを運営することに興味があったため、ピットクルーとして参加する側になっていました。
この時代のお話には、いろいろおもしろいエピソードがあるのですが、機会があれば書いてみようと思いますが、今はこれまで、「カメラ」のお話に戻ります。
その後、「写真」はたまに撮ってはいましたが、なんとなくフェードアウトしてしまい、「カメラ」を持ち出す機会も減り、少しずつ「カメラ」に興味がなくなり、部屋の片隅にひっそり佇む「物」になっていきました。
仕事も会社内での配置転換や転勤も経験し、その間に結婚、引っ越しなどなど、目まぐるしく変わる環境の中で私の記憶から「カメラ」「写真」という言葉が忘れ去られていきました。
つづく
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