森のようちえんを卒園して小学校は大丈夫?
「森のようちえんを卒園した子は小学校に行ける?」
「小学校で座っていられる?」
そんなことを聞かれたことがあります。
そもそも私は
小学校に行けるようになるために
小学校でいい子に過ごすために
森のこどもたちを開園したわけではありません。
私は全ての子どもたちに
「前を向いて生きていく力」を身につけてほしいと思っています。
そのために幼児期に自然の中で
自分の身体を使って思いきり遊び、
たくさんのことを感じて、
たくさんの経験をして過ごしてほしいのです。
幼児期は小学校に行くためにあるものではありません。
0歳〜6歳の幼児期は
生きるための基礎が培われる時期です。
学校は小さな社会ですから、合う合わないはあると思っています。
自分に合わない場所でも
なんとなーくうまく馴染んでやっていける子もいるでしょうし、
もう嫌で嫌でしょうがなくなってしまう子も
色々でしょうね。
森のこどもたちを卒園した子は皆
社会に出て生きていく力を身につけて送り出しています。
その力が生かされるのはきっと
卒園後すぐではないかもしれませんし
人生の中でその子が自分の力に気付くのは
大人になってからかもしれませんね。
でも森のこどもたちで過ごした経験は
必ずその子の生きる力に繋がるはずです。
毎日自然の中で過ごす
子どもたちの姿を見ていて、
そう断言できるくらい
素敵な姿を見ることができています。
でも、子どもたちが素敵すぎて
公立の小学校行くの勿体無いなー!って思う時もあります。
だからこそ、小学校も作りたいのです。
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