勉強で一番大切なこと。
お久しぶり過ぎるくらい間が空いてしまいました。
きっと僕のこと忘れてしまっている人も(そもそも覚えられていないか笑)
まぁそんなことは置いておいて、今回は「勉強」について書いてみたいと思います。
僕自身、特別賢い大学の出身の訳でもありませんが…(一応、高校はそこそこ良いところ通ってました。)
実は、弟妹がいまして、絶賛受験勉強中です。
アドバイスを求められることもあって、色々伝えている中で勉強で重要なことってこれじゃないか!って感じることがあったので…
校長先生のお話
当時中学生だった僕に、校長先生は「受験期というのは人生で一番勉強する時期です。だからこの時期にたくさん勉強しなさい。この時期に培った知識は大人になっても役立つことがあります。だから受験勉強頑張ってください。」と言いました。当時は、ぼんやりと理解したような感じでした。
でも今になってみると、毎日何時間も机に向かって勉強するという習慣は無くなりました。いざ、何か勉強しよう!と思っても、別に縛られるものもないので、結局やらないなんてこともしばしば。
受験という避けては通れない試練があるから、勉強していたんだ。
そして、その時勉強したことって意外と覚えているもので、未だに知識として確立しているものもあります。
15歳の時には分かりませんでしたが、今になって受験という機会は、割と良いものだったんだなと感じています。
高校時代の国語の先生のお話
さて、ちょっと成長し高校生になりました。県内で進学校といわれる高校にギリギリで入学しましたが、とりあえず化け物級に頭が良い人がたくさんいましたね。自分の来るところじゃない!って何度も思いました。
そんな高校の国語の名物先生が「みなさんは何のために勉強するか知っていますか?」と問いかけました。「まぁ人生を豊かにするため?」とか思いましたが、答えは「受験のため!」でした。
これだけ聞くと、批判もありそうなのですが(典型的な日本の教育問題に当てはまるような)、意外と受験のために勉強していることって大事なんですよね。
2つの話をまとめると
一見、受験のために勉強しているので知識一辺倒になってしまう!とか、よく言われるアクティブラーニングができていない!と思われるかと思いますが、個人的にはこの2つお話の裏にはあるメッセージが隠されていたのではないか?と感じています。(本人たちにあったのかどうかはさておき…)
結論から言うと、『自学力』とか『自習力』を身に付けることが大事ですよ。ということだと考えています。
受験のために勉強するということは、学校の授業を受けているだけでは全くもって不足しています。だから塾に行け!という訳ではありません。塾に通っていようが授業受けているだけでは、知識とはなり得ません。
結局、知識をつけていくためには『自ら学ばなければいけない』のです。 つまり、『自学力』・『自習力』というものを身に付けることが重要なのです。
さて、2人の先生は「受験」をキーワードにしていましたが、受験のために勉強するということはあくまでも環境(避けられない壁)であって、もっと大事なのは受験のために勉強する手段なのです。
『自学力』・『自習力』を高めるためには?
厳しく言えば、自分で勉強するしかないでしょう。
人から教わるものではないし、教われるものでもないと思うからです。
受験という環境に置かれたとき、子どもたちは初めて自らの力で歩くことを求められます。それ以前は、シャワーのように知識を浴びせられていて、自ら学ぶことなく知識を得られていたことがほとんどでした。
しかし、突如「はい。受験ですのでみなさん勉強してください。」と放り投げられます。
その結果、勉強の方法が分からないとか、自分で勉強出来ないといった問題に直面するのです。
ここで、「子どもたちが困らないために何かやってあげよう!」と考える人がいますが、それは実際悪だと感じています。
子どもたちに、自分で「方法が分からない」とか「勉強できない」という課題を感じてもらい、どうすれば上手くできるようになるのか?ということを自ら考えて実行していく。そして改善していく。のようなサイクルを自ら確立していくことができたら、子どもたちの『自学力』・『自習力』は高めていけるようになると思っています。
ただ、受験という制約がある以上、時間をかけていることに限界はあります。だからサポートしてあげることは大事なのです。
困らないために何かしてあげよう!というのではなく、子どもたちが自ら気付いた課題に関してアドバイスを求めて来たときに、助言してあげる。それだけでいいのではないでしょうか。
あくまでも、大人の役目は子どもたちの補佐であって、場所を提供してあげること。
教育改革を訴える人たちがいますが、今の教育がさらに良くなるために必要なのは大人が何もしないことだと思っています。
大人が何もしなければ、子どもたちは自ら動き出すと感じています。
子どもたちが自ら考えることができるというのが大事になってくると考えています。
最後に
どうせ受験からは避けられませんので、受験勉強という環境を十分に活かして、『自学力』・『自習力』を身に付けて欲しいと思います。
ただ受け身で受験勉強していても、試験はパスできても、人生長い目で見てみるとそんな役に立たないと思います。
でも自ら学んだ経験というのは、知識にもなるし、今後に必ず生きてくる能力だと感じています。
僕自身、高校時代は塾にも通っていませんでしたが、周りの優秀な人たちのノウハウのようなものをめちゃくちゃ取り入れて、試行錯誤しながら勉強していました。希望の大学にはいけませんでしたが、「考える」ことは癖になったと思います。
勉強で大事なのは、テストで点が取れる・賢い大学に行けることも叶えば尚良しですが、『自学力』・『自習力』を身に付けること。そして、自ら考え学ぶ経験をすることではないでしょうか?
その結果、知識も付いてくると思っています。
と、書かせてもらいましたが少し話が逸れているような気もしていますが。。。
ご容赦ください。笑
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