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本の読み方が気楽になる

こんにちは。弁護士の紙尾浩道です。

一般的な民事事件・刑事事件全般のほか、スポーツ選手・団体の法務や、SNS利用のコンプライアンス講師、テニス練習会の主催なんかをしています。

今日は、本の読み方が気楽になるの話をします。

==========お知らせ===========
お知らせです。

本日のアイキャッチの画像にまつわる4コマは、『かぐや様を語りたい』を手がける、G3井田さんが、描いています!
直近と過去の作品はこちらの記事に貼りつけてあるので、ぜひご覧ください!

==========本編スタート==========

◆はじめに◆

今回は、カミオ流の(適当)読書術を書いてみようと思います。

どこへ行っても、「本を読め」というアドバイスって消えませんよね。おそらく、それだけ真実に近いのだと思います。

最近皆さんも、古くからながーく語り継がれていることの威力を感じましたよね。

そう、手洗いうがいです。

家に帰ると、お母さんに口うるさく言われていたあれ、コロナが始まってみんなが真剣にやるようになったこの2年間、身近から「インフルエンザ大流行」のニュースが殲滅されました。

それくらい、誰からも長く語り継がれていることって、きっとそのどこかが普遍的な真実なんだろうと思いますので、「本を読め」は、絶対に必要だとは思います。

そうは頭で理解しても、なかなか1歩目が踏み出せない!

という方向けの、カミオはこんな感じで結構適当ながらインプットをしているよというご紹介の記事です。

◆小説編◆

こちらは、物語や作者との相性重視です。

ピタッとはまるものは、誰にも言われなくとも、続きが気になって気になって、一気に読み進めてしまうものなので、逆に言えば、なかなか読み進まない小説は、たまたま相性が悪いんだなと思って読むのをそこでやめてしまいます。

なお、最近は、持ち運びの負担を外すために、Amazonにkindle版があれば、kindle版で購入して、電子で読んでいます。

◆ビジネス書編◆

個人的に、一番読むのはこのビジネス書です。
「へぇー」とか、「なるほど、今すぐ実践しよう」とか、自分の生活や人生が大きく変わる体験ができるのがこの種の本。

似たテーマのものを2~3冊読むと、どの部分が「昔から語られている普遍的な内容なのか」が分かるようになります(違う筆者で、同じことが出てくるので)。

最近のビジネス書は、章やもう少し細かい小見出しがついていて非常に読みやすいですので、気になった章から読み始めて、はまってきたら他にも戦線拡大するという読み方がオススメ。

なお、この読み方をする上で、スピードが速いのは「紙の本」です。

戦線拡大する場所とかを物理的に決めれるのがいい。電子だと、検索ができれば早いですが、めくっていくスピードや全体の分量把握は適しません。

もっとも、すでにお気に入りの著者については、電子版で購入して頭から全部読んでいます。

◆雑誌編◆

雑誌は、1回読んだら捨てる前提で読んでいます。

なので、「おっ、これいい商品かも」「おお、いいお店で行ってみたい」と思ったら、その部分だけを写真に撮るか、食べログで検索して保存。

よほど気になるものであれば、親しい友人に、「これ欲しくない」とか「ここ行きたくない」とその場で打診してしまって、相手が乗ってくれれば、即購入、即予約。

1冊隅々まで見たら、遠慮なく捨てます

雑誌については、新鮮度命なところがあるので、1年前の雑誌を取っておいてもあまり役に立たないことが多いので。

かつ、切り抜いたはいいけれど、切り抜いたまま保存しっぱなしのものは無視します。即、行動できるものがないかと探しながら読む感じ。

捨てることができるという観点から、こちらは圧倒的に「紙派」です。

◆教科書編◆

これが一番の難敵。司法試験時代にはさんざん苦労しました。

教科書を読まなければならない場面は2つで、1つは、現在の仕事に必要な情報を整理したいとき、もう1つは、網羅的に学習してその内容を暗記し、テストに合格したいときです。

前者の場合には、調べたい事項がある程度決まっていると思いますので、それほど苦労しないと思います。

できれば、同じテーマのところを書いている複数冊に目を通した方が良いので、図書館で、紙で調べるが古典的ですが一番オススメ。

最近では、法律の分野に関しては、電子書籍を保存していて、横断的に検索できるサービスがありますので、そちらで横断検索後、いくつか気になるものを読んでみるという形も増えてきました。

他方、勉強して暗記しなければならない(テストに合格したい)パターンの場合には、残念ながら、紙でないと難しいと思います。

最近のiPadさんは、もちろんマーカー引ける、書き込みできるなのですが、この世に物理的に存在している教科書の「あの辺に書いてあった」という情報すら、記憶のとっかかりになるからです。

また、細かく読まなくてもよいので、全体像をざざっとつかむために、章立て項立てだけをどんどんめくってみるという読み方も、紙の圧勝。

高いし重いのですが、ここは割り切るしかない。

ちなみに、なかなか読み進まないときには、数字化して、「毎日5ページ」などと、絶対に守れる約束を自分として、毎日毎日、繰り返し繰り返し、約束を守り続けると、勝ち癖が付いてきて、だんだんと読めるようになります(内容にかかわらず)。

以上、本の読み方が気楽になるの話でした。

では、また!



記事をお読みいただきありがとうございます。弁護士は縁遠い存在と思われないよう、今後も地道に活動をしようと思いますので、ご支援よろしくお願いします。