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私が移住にいたるまで〜気持ちの変化〜

伊豆市地域おこし協力隊なりたてホヤホヤの私が綴っている、伊豆市に移住するまでの経緯(兼 自己紹介? )第2回目です。

大学卒業して小売店の鮮魚担当として働き始めてから、移住に心が傾くまで。

色々ありました…。本当にいろいろ!

働き始めて持っていた違和感と目標

海の資源を守りたくて大学で勉強をしていた私。
しかし入社して直面したのは、毎日まぁまぁな量の廃棄魚介類でした。

何とか安売りして売りさばいて、また大量に送り込まれて…という毎日の中で

「私はこれをやりたかったんだっけ…?」

と湧いてくる違和感。入社直後は毎日のように思っていました。
あ、これは決して会社批判をしている訳ではありません。

魚は大好きだし魚食は広めたいし、漁業も応援したい。

いつスーパーに行っても美味しい食品が並んでいるのはこうして生産→流通→消費を回してくれている方々のおかげですし!

路頭に迷いかけていた私を雇ってくれた会社。
ここをやめたとして、採用してくれるあてもない。

そう思っているうちに人間慣れてくるものなんですよね。
仕事を覚えていくとだんだん楽しくなってきて、部門チーフになるぞ!という目標もできて、当初感じていた違和感は忘れていきました。

目標を達成したあと先が見えなくなった

入社して6年目、念願叶って部門チーフになりました。
自由度をきかせて売り場や商品をアレンジして、周りのパートさんを巻き込みながら売上予算達成に向けて頑張るのは楽しかったです。

魚ってすごーく自由度が高いんです。アジひとつ取っても、
・原体のままバラ売り販売する人
・塩焼き用のワタ抜きで売り込む人
・フライや蒲焼用の三枚おろしを売り込む人
・お刺身を量産する人

人によってこんなに色々なアイテムを作ることができます。
売り込むアイテムが違えば当然売り場レイアウトも変わってくるので、
同じ日に同じ会社の、別々の店舗を見て回るとかなり面白いです!
担当者の熱意や方向性が伝わってきます。

…つい熱くなってしまいました(汗)

そんな感じでチーフ業務は毎日充実していたのですが、ある日自分の将来を考えたことがあって、何もこの先が見えないことに気付いてしまいました。

チーフになったはいいけどその後どうしよう…?

出産後、より明確に移住を意識した瞬間

時は経ち、出産を終えて育休から復帰することになりました。
子育てしながら働くにはありがたい待遇や制度がたくさんある会社で、
ちょっと体力的にきつい以外は満足して働いていました。

チーフという役職を降りのんびりとやっていましたが、そうすると浮上するのが「やりがい問題」。

何の数値的責任も負わず、ラクではある。
しかしこれでいいんだろうか?
でも子育てしながらチーフをこなすのは現実的ではない…。
これから何十年も現場で働き続けることも、体力的に現実的ではないかも。

ますます「私はこの先どうしたいんだろう?」と思うようになってきました。

そんな中で転機を迎えたのが2022年秋頃でした。

子どもを連れて旅行へ行ったんです。それは静岡ではなかったんですが。
旅行の道すがら、現地の保育園に通う子たちのお散歩風景を見かけた瞬間、
ぶわーーーーー!!!と子育てビジョンが頭に流れ込んできました。

広い空、綺麗な海、深い緑、そして美味しい魚介類(ここ重要!!)。

こういうところで育児をしたいかもしれない!
自然や地域との関わりの中で子ども自身が育っていってほしい。

そこから、移住について夜な夜な検索魔になる日々が始まるのでした。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

移住を意識し始めてから私の
・考えたこと
・行動したこと
・実現までのスパン

これら、次回に続きます。


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