PdMは現場に行くべき?
こんにちは、AgriTech PdMのHiroです。
PdMは現場に行くべきでしょうか?
私は間違いなくPdMは現場に行くべきだと思います。
2023年12月にオーストラリア出張に行った際に強く感じたので整理します。
著者について
私はAgriTechアプリのプロダクトマネージャーの一員として、新規のPRD作成やUI/UXデザイン作成をメインに行なっています。
元SEなのでプロダクトの上流設計・テストを行ったり、AWSも触るので、開発者寄りのプロダクトマネージャーです。
なぜそう感じたか?
理由は単純です。
ユーザーが実際に使っている様子を観察していると、思いがけない課題が見つかるからです。
今回はオーストラリアの大規模圃場を訪問したのですが、例えば、、、
そもそも通信が弱くてアプリを使えない
特定の操作を行うのに何回もドリルダウンする必要があるため、圃場で使っている時間がない
端末によってGPSの精度が悪い
など、 現場に行くとオフィスでは気が付かない課題がたくさん見つかります。
他に頭を悩ませていたデザインより、もっと先に改善するべきことが分かります。
フレームワークを使って仮説を立てることも大事ですが、ユーザーがすでにいるのであれば、まずは現場に行くべきだと感じました。
(古い考え方かも知れませんが大事です)
また、オフィスで開発ばかりしていると主観を優先しがちです。
結果的に、独りよがりのプロダクトになってしまい、ユーザーフレンドリーではないUI/UXになると強く感じました。
今後のマインド
上記の気づきから、今後は現場の声をいただいたら、「1ユーザーの意見だからなあ」と見て見ぬふりをするのではなく、次のように考えるようにします。
なぜその声があがっているか?
ペインであれば、どうすれば解決できるか?
他にも同じように感じているユーザーはいないか?
上記ステップを踏んで、複数のユーザーがペインに感じているのであれば、それは優先的に改善すべきことです。
新規事業のプロダクト開発において、1ユーザーであっても現場から声があがってきたら、チャンスだと思って真剣に向き合いたいと思います。
P.S.
この気づきを帰国後にメンバーに伝えようと思っても、共感してもらうのは至難の技です。笑
これは伝える力や共感してもらう技術を身につけないといけませんね。
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