アメリカは、韓国の低出生率を笑えるのか？ → Yes, アメリカ最強すぎる・・
アメリカの出生率
イーロン・マスク氏は、しばしば、少子化により国が消滅するぞ！ と警告を発する。
まず、日本が少子化で消滅するといい、次に、韓国が世界で最初に消滅するとツイートをした。
たしかに、日本・韓国と比較すれば欧米の出生率はマシである。
下のグラフより、
韓国 0.72、日本 1.26と比較して、
アメリカ 1.66、フランス 1.68 ドイツ 1.58であり、
欧米諸国は、日本・韓国と比較して高めで推移している。
とはいえ、じりじりと低下している傾向は同じだ。
韓国の出生率低すぎwwなどと煽ってる場合ではない、ように見える。
出生率だけみれば、米国も人口が減っていくはず・・・
なのだが、現実には、米国では人口増加が続いている。
米国の人口は、２０８０年に減少する予想である。
つまり、今後５０年以上にわたって人口増が続く見込みなのだ。
・・・・移民かい。
米国は移民がたくさん来るので、出生率が2.0以下でも人口が増える。
これはちょっとせこいような気がする。
日本、韓国も、アメリカと同様に移民で人口を回復させることができるかというと、それは難しい。
日本も、韓国も、基本的には単一民族国家であるし、それぞれ日本語、韓国語というマイナー言語を使用している。
そのうえ、日本経済は、３０年以上にわたって停滞している。
韓国経済も、米国ほど強いわけではない。
アメリカ経済は世界一で、大国の中ではアメリカが一番豊かだ。
公用語も英語で、世界中でみな英語を学ぶ。
だから、移民もアメリカに来る。
それも、世界のエリート層がこぞってアメリカに来る。
特に、日本と韓国のエリート層は、みなアメリカに行く。
これが、世界を支配するということ。
たしかに、アメリカであれば、
日本、韓国、このままやったら国滅ぶでｗｗ
と余裕をぶっこくことが可能である。
日本、韓国とアメリカの差
日本も韓国も、アメリカ軍が駐留している。
両方ともアメリカの強い影響下にある。
日本は、日米半導体協定など、産業政策でもアメリカの介入を受ける。
日本の産業が、やりすぎるとアメリカから、怒られるのである。
（日本政府が逆らうことは・・・不可能ですね。まぁ、仕方ない）
支配する側と、支配される側・・・
ひょっとして、日本と韓国はアメリカの実験場なのか？
ちょっと、人口コントロールの実験をやってみようか！
などと実験してるのではあるまいか。。。
と、陰謀論に偏りかけたが、実際のところ、アメリカには人口を減らそうという意図はなかっただろう。
ただ、結果として人口が減った。
原因は、もともと韓国、日本では儒教文化が強く、男性が女性に積極的にアプローチをすることは悪とされていた
女性の分配は、共同体により行われた。
お見合いなどを通して、家と家との話し合いで男女の結婚が決まったのだ。
戦後、アメリカ文化が輸入されて、日本人と韓国人は、アメリカ式の自由恋愛文化についていけなかった。
儒教文化とアメリカ式の自由恋愛の相性の悪さが、日韓の少子化の大きな要因だろう。
アメリカ人が増えることの意味
日本、韓国の人口は減少し、アメリカ人の人口は増え続ける。
アメリカ人が増える場合、不都合な事実がある。
アメリカ人の一人あたりのエネルギー消費量は、日本人の倍である。
なお、韓国も一人あたりのエネルギー消費量が多い。これは、韓国が補助金をぶち込んで安いエネルギーを使って産業を強化したからだ。
韓国の産業競争力はある種のドーピングに支えられている。
アメリカ人は、エコじゃない。
地球にやさしくない。
（ついでに、韓国人もエコじゃなかった・・・）
やっぱりアメリカ最強説
アメリカは、世界一の原油生産国である。
サウジアラビアよりも、ロシアよりも、イランよりも原油生産量が多い。
そのうえ、原油生産No.4のカナダとも陸続きである。
・・・どんだけ資源大国なんだよ。
これでは、エネルギー消費量を抑えようと思うはずがない。
アメリカ人は、地面を掘ったら、原油が出てくる土地に住んでいるのである。
ちなみに、アメリカは食料自給率も高い。115%と100%を超えている。
そして、自給率 220%のカナダと陸続きだ。
韓国の食料自給率は32%、日本の食料自給率は38%である。
経済力の指標、一人あたりのGDPをみても、
日本、韓国はアメリカに倍以上の差をつけられている。
アメリカには、エネルギー資源があり、食料資源があり、経済力がある。
日本・韓国は、エネルギー資源がなく、食料資源もなく、経済力もない。
アメリカから、ある種の上から目線のコメントを受けるのは、もう仕方がない。
まとめ
アメリカ最強
アメリカには、日本・韓国の少子化を、他人事で片づけられるだけの国力がある。
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