思考回路って変えられる?

思い込み
思考パターン
考え方の癖

いろんな呼び方があるけれど、全て思考回路のこと。

思考回路を私たちは自分に都合の良いように作られていく

一度の成功体験でこの場合はこうした方がいいと学習したことで、同じような場面が来たらまたその思考を使って自分にとって都合の良い現実を作ろうとする
それが成功したらどんどん思考パターンは強固なものになっていく

成功体験が増えるごとにちょろちょろと流れる水路のようなものができ始め、次第に広く深い川へと変わっていくイメージだろうか

広く広い川になってしまった思考回路は、思い込みや考え方の癖、性格になっていくのかもしれない

思考回路は自分の都合の良いように作られているからメリットばかりなのだろうか?

深く広い川になってしまったパターンを見直すことをしないとこれまでその思考回路を使うことで成功していたことが通用しなくなった時に落ち込んだり不安になったり苛立ったりするようになる

とても簡単な例で言うと
赤ちゃんは生まれてからすぐに言葉を使って伝えることはできないので、周りにいる人が「こうかな」「ああかな」と思って赤ちゃんに接したり、赤ちゃんは泣いてアピールする

泣くことで人が来てくれたり、自分が笑うことで周りが喜んでくれる成功体験を重ねていく

思考回路が徐々にでき始める

やがて成長して泣くことでアピールする時期が終わって、言葉で伝える時期がやってくる

これまでの思考回路を使って泣いてアピールしていると、「いつまでも赤ちゃんみたいに泣いてないで言葉で伝えてね。」と言われるようになってくる

これまでの成功体験からできた思考回路とは別のルートを作り出していく作業をしながら螺旋状に成長していくのだと思う


私はずっと自分は行動ができないともがいている

「どうせ〜できない」が根底にあることは気づいていた

深くて広い川のように思考パターンだとすると
自分にとって都合の良いことが成功体験となっているのではないか?

どんな成功体験があってこの思考パターンをいつも使っていたのだろうか?
歳を重ねて成長するところでその思考パターンを持ち続けていることで苦しくなってはいないだろうか?
自分を見つめる一人会議

「どうせ〜できない」思考でいれば何も試さないので失敗に直面しない
きっとこれが根底にありそう

失敗することが嫌だと感じている自分、もしくはこれまでの生活で「はい、だめ〜」とダメ出しをされて、失敗するのはダメなことだと思い込んできて間違えないように失敗しないようを繰り返してきた結果が何もしないと言う選択になってしまうのだと思う

試さないから何も起こらないし、失敗もしない

何もしないことが最大の失敗ということも理解できない

「どうせ〜できない」と思うことでのメリットを最大限に使って何もしないを選択してきた
都合の良い情報を探してきてやらなくても良い理由で自分を守って、自分はとても弱くてと演じてしまう。
どこかで誰かが助けてくれるのではないか?という期待を持ちつつ、誰も手伝ってくれないと勝手に手伝ってくれなかったと人のせいにする。
人のせいだから自分が悪くはないとまた自分を守る

その思考パターンに気づいた時
『やめよう!』と思った

誰かに期待して人のせいにしても何も始まらない

自分が行動した方が断然スピードは早い

新しい思考回路を作ることは居心地の悪いこと

これまで楽に選んできたことがスムーズにできないから

けれど新しい思考回路を手に入れることで可能性がどんどん広がっていくんじゃないか