見出し画像

こういう商品は作ってはいけない

もし自社商品が有るのであれば、図に当てはめて考えてください。
経営者受けするか、従業員受けするかという観点で4つに分類するだけです。
この商品は、売切り商品ではなく、月額料金を頂くようなタイプと理解してください。

一番良いのは経営者も従業員も満足する②だというのは分かると思います。
次に良いのはどこでしょうか。多くの方が間違えるのですが、④①③でも①④③でもなく、④③①となります。

①は経営者が導入したがるため、販売しやすいですが、従業員が不満足な為、結果解約が続出します。
③は経営者が満足せず、導入されても従業員からも不満が出てくるため、全く売れません。
④は経営者が満足しないため、売りづらいのですが、一度売れてしまうと従業員が満足するので長続きします。

ではなぜ、④③①の順番となるのでしょうか。
④は確かに初期の段階では売りづらいのですが、実績や口コミによって徐々に売りやすくなります。
③は全く売れないため、すぐに諦めが付きます。なので被害が少ないとも言えます。
①は経営者が満足するため売れるのですが、従業員が不満足のため長続きしないという問題が有ります。
この従業員が不満足の理由が分からない間、売れるのだからと改修に改修を続け、改修費が増え続けます。

かつ、営業は売っても売っても、解約が続くため、全く利益に結びつきません。
その内、技術者も営業も売りたくないとやる気をなくしてしまう商品です。

ですので、③以上に問題児なのが①なのです。

色んな企業の自社商品を見てきましたが、この①に該当すると思われる商品の何と多い事か、特に代表の物入りだったりしたら最悪の商品で、売れないのは営業努力が足りないなど、販売を辞めるまで多大な損失を出してしまいます。

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,184件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?