すきな靴とでかけよう

たびにはいつもあしがいる

今使っている靴はもう何回買い換えているかわからない
雪や雨にも強く、たしか買ったのはスキー場に行く途中で使うために探したのが最初だったのをいまでも覚えている
色もちょうどよくて、それからはずっと同じ靴を買い直している
スキー場はもちろん、山に海に、川にいろんな場所に行った
そしてこれからもきっとそう

ふぃあさんはどんどん装備を更新するから性能面では新しい靴ばっかりになっちゃうかな
でもいま使ってる新式みたいに最新の、いわゆる流行ならしばらくは同じ靴を使うのかもしれないね
ミラプリはたぶん見た目だけだから履き心地は投影先の装備のままなんだろうな
靴があったから助かった戦いもあったんだろうし、戦闘だけじゃなくてもギャザクラで使う装備も靴の履き具合で気分が変わったりするのかな

リムサの石畳に靴の心地よい音が響く
軽やかな足取りはきっと良いことがあった音
今日のガンブレードも良い調子なのかもしれないし、
マーケットボードでいい買い物ができたのかもしれない、
ゴールドソーサーでくじが当たったのかもしれない
靴音というのはその人をみていなくてもなんとなくその時々の気分を感じ取れるものだ
今日の靴もいつものブーツだろう
テンペストで始めて履いてからずっとお気に入りの一足
わざわざ染色できるものを伝承のなかから手に入れても結局同じ色に落ち着く
まだまだだけど沢山の空気をくぐってきた
たとえ中身は変わっても見た目はいつも同じ
たまにもっとおしゃれの幅を広げた方がいいかなって思うときはあるんだけど、でもまあここに帰って来ちゃうんだよね
朝の潮風をまとって走りながら一日をはじめて
やりきった重くてもどこか楽しげな足取りで夕陽の明かりを照らされながら一日を終えて
宿で靴を脱いでベッドに潜るとき、横目で見る靴は今日も誇らしげに輝いている
表面を磨いたり、中を乾かしたり(炭を麻袋に詰めて入れておくと匂いも取れるし良い感じ)しているときは明日何をするかじっくり考えるにもぴったりな時間
明日も元気に、靴を履いて街に出よう


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?