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AIでリスキリング①「ローマ帝国衰亡史」


はじめに


ブログをお読み頂き、ありがとうございます。しばらく投稿ができていませんでした。
デジタルな振る舞い株式会社の講座を受講し、UI、プログラミング、動画作成、アプリ作成、GPTs作成やAIを使った作曲等を勉強しました。
ここに来て「学んだ知識をどのように活かそうか?」ということにずっと悩んでおりました。

ふと「若い時に理解できなったことをAIを使って、再度学ぶことができれば面白いのでは?」と考えつきました。

これからは、AIで学びなした内容を投稿していこうと考えております。

選んだ教材
「ローマ帝国衰亡史」

選んだ理由
翻訳本が難しく、内容がつかめませんでした。

経緯


ちょうど40年ほど前、筑摩書房から出版されました。
その題名に惹かれて、購入。

購入したのは良かったのですが、、、
いざ読んでみると、日本語が難しすぎる。頭を抱えました。
仕方がないので、国語辞典を引きながら読みました。

例えば、「乖離」(かいり) :  語彙力が乏しいので、初めて見る単語でした。最初、読み方も分らないので、漢和辞典も活用することとなりました。

そのうち辞書を引くのも面倒になり、読み飛ばしながら進めました。(多分こんな意味だろう。。。)

「ずいぶん多くのローマ皇帝があっさりと殺されているな。。。」とぼんやりとした印象しか残っていません。

肝心のローマ帝国が衰亡した理由は掴めるところまでいきませんでした。

それでも。11巻は全部購入しました。積読状態になり、引越しを繰り返すうちに手放してしまいました。


4年ほど前。退職した頃、US Amazonで、売価0ドルの "TheHistory of The Decline and Fall of The Roman Empire"  (原本)を発見。早速、ダウンロードしました。(日本Amazonでは、199円で販売しています)
朗読音声データもダウンロードできます。

原文で読み始めましたが、これが中々難しい。英単語も難しめ。人の名前、地名に馴染みが無いので、読みにくい。またもや挫折しました。


Chat GPT4-oで翻訳を試みる


kindle画面をスクリーンショットし、訳してもらいました。


<第1章の序文の翻訳>
<第1章 翻訳の続き>

マウスをChat GPT4-oの翻訳文に近づけると、機能ボタンが出てきます。 

<読み上げ機能>

     ※ 読み上げ機能を使い一緒に朗読すると、なかなかいい
       感じです。

<テキストのコピー機能>
<翻訳をやり直すことができる>
<Version変更 4oを変えることなないかと思いますが。。。>


※ 翻訳文は、かなり理解しやすいと思います。「ローマ帝国衰亡史」は、ローマ帝国が最も栄え、最大版図を誇った五賢帝の時代から始まっていることが判りました。


Chat GPT4-oに挿絵を描いてもらう

「ローマ帝国衰亡史」が理解しにくいのは、図、地図、写真が少なく状況がイメージしにくいのもあると思います。
先ほどの翻訳文を元に、Chat GPT4-oに挿絵を描いてもらうことにしました。

<ローマ帝国最盛期のイメージ図>


<アウグストゥスの遺言が読み上げられる元老院の様子>

※ なかなかいい感じです。


注記を翻訳してもらう

今回、注記にも着目してみることにしました。
一番最初の注記を訳してもらいます。

<アウグストゥスのアンキュラの大理石>

八月(August)の語源になった、初代ローマ皇帝 アウグストゥス


アウグストゥスのアンキュラの大理石をGoogle検索しました。

遺跡があるのは、現在のトルコの首都アンカラでした。

<トルコ アンカラ>
<アウグストゥスの神殿>

初代ローマ皇帝 アウグストゥスの神殿が、トルコ アンカラにもあるとは、驚きです。さすが世界帝国。

アウグストゥスの神殿で調べると、いろいろな場所にありました。日本でいうと分社というところでしょうか?


アンカラの神殿は壊れた状態だったので、本来の神殿のイメージ図を作ってもらいました。

<アウグストゥスの神殿イメージ図>

 ※ 注記を深堀してみるのも、面白いことが判りました。
   アウグストゥスの時代でも、軍旗を奪われていたことガあった
  (ローマ軍の負け)とは、思いもよりませんでした。



翻訳改訂版の読み直し

40年前の翻訳から改訂がされていることが判り、さっそく購入しました。ずいぶん読みやすい文章になっていました。(最初の翻訳者のご子息が改訂)さすがにプロの翻訳家は違います。原文、AI翻訳、プロの翻訳家の文を並べて比較してみると、翻訳はとても難しい作業であるいことが判りました。

なじみのない世界のことなので、「ちゃんとWikipediaやネット、AIで都度調べなければならない」と、今頃気づきました。


思い出

日本史は、歴史小説を読んでいたため、好きでした。
一方、世界史の授業には、なじめませんでした。覚えることが中心で、名前も覚えにくので、なかな興味が持てませでした。

というものの、少しローマが気になったのは、たぶん映画や小説の影響が大きいと思います。

映画 『ベン・ハー』

イスラエルがローマに占領され、キリスト様が処刑された頃の物語。 戦車のシーンが圧巻。


映画 『クレオパトラ』

アウグストゥスの養父 カエサル、 ライバルのアントニウス、二人が愛したクレオパトラの物語。



映画 『グラディエーター』

五賢帝の時代が終わりった頃の物語。なるほど、こんな皇帝では、民は救われない。帝国も傾くはずだ。。。


小説 『コンスタンティノープルの陥落』

東ローマ帝国の首都コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)の陥落を描いた物語。最後の場面が、とても物悲しいのが印象的でした。


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