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風の時代が来る前に

いつか克服しないといけないんだろうな、と思っていたことに手をつけようと思う。

私とインターネットの付き合いは、ライトながらも長い。

まだ「パソコン通信」だった中学生の頃から、趣味関連のチャットルームに参加していたし、
初めてのオフ会参加は高校生の頃だった。
大学生の頃なんて、朝起きたら真っ先にPCの電源を入れ
休日は、当時最盛期だった学生ブログランキング(学ブロ)を上位からずっと見ていた時期もある。
SNSだって、懐かしのmixiは招待制の頃からやってたし、
TwitterもFacebookも、全然浸透していない頃から使っていた。


私の中でインターネット、特にSNSは、
「こっそり」「周りの人に私とバレないように」使うものだった。

だからmixiが大学内で浸透し始めると全く日記など書かなくなるし
Twitterで知り合いと思しき人にフォローされたら即ブロック、
Facebookも、仕事関連や地元の知り合いからの友達申請は全て拒否、
しかも最初は海外の友人との交流に使っていたので頑張って英語で投稿していたが、
知り合いが増えるにつれて日本語になり、更には投稿自体ほとんどしなくなった。
それすらも面倒くさくなって、当時まだユーザーが少なかったInstagramに逃げた。

私の中でネットの世界は匿名が基本で、「私」が書いているなんてわからないから気軽に何でも書いていた。「こういうことを考えている人がいる」程度の認知がちょうどよかった。

ネットで知り合った人に、弱音も含めて自分の思いを知られることは気にならないが、
リアルの知り合いに「あいつこんなこと思ってるんだ」と思われるのが恐くて仕方なかった。

死ぬほどプライドが高い人間なのだ。


後は、やっぱり炎上が怖かった。
顔出しして個人を特定されるのも、「ブス」とか言われるのも怖かった。
顔の見えない人から向けられる悪意や敵意を受け流せる柔軟さは、私にはないから。
だからといって、昔の某知人のように
「炎上が怖いから偽名でFacebook登録する」ことまではしなかったけど。


ここ数年でSNSは本当に浸透した。
以前のように跳ね除けることができないくらい。
だって、知り合ったら皆「Facebookやってる?」って聞くんだもん。

この時点で、本名登録が必要なFacebookは、海外旅行時の生存報告とフォトアルバムとしてしか使っていなかったのでよかったけれど、
リンクさせてもいないInstagramのアカウントを勝手に繋げてくるのには参った。
急遽、ダミーのアカウントを作ってFacebookにリンクさせて誤魔化したくらいには参った。

最近は、知り合った人と直接Instagramを教え合うことも増えてきて、こちらも知り合いだらけになってきている。もう、そういう時代なんだと観念している。

観念したところで、改めてSNSとの付き合い方を考えて、変えようと思った。
そうしないとダメな気がした。

とはいえ、この長年のSNS恐怖症と私のプライドの高さは相当根深いので、急にInstagramに自分の写真をあげたりなぞできない。

ので、とりあえずまだ取っつきやすい文章で、取り繕わず、いろいろ書いてみようと思う。 

本当は、何かテーマに沿って書くのが良いのだろうけど、
まずはリハビリ期間ということで、とりあえずなんか書く。そこから始める。

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