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うつ病闘病日記 診断後の生活編

会社との連絡

診断後二週間ほどは外に出られな生活がつづいた。
普段はどちらかといえばアウトドアな性格で休みの日はどこかへ出かけることの多かったが、体が重く一人では外に出ることすら難しかった。
それでも会社の人への引き継ぎや休職の手続きなど会社の事をやらなかければならなかった。会社の人から電話がかかってくるタイミングが何度かあったが、自分の場合午前中気持ちの落ち込みが激しく、夕方になると少し良くなる傾向があったので、会社の人から電話で連絡があると気づいていても出られるメンタルにならず、電話を取る事が厳しかった。それがうつによるものなのかただ自分が怠惰なだけかは分からないが、それによってかなり会社の人にはかなり迷惑をかけてしまったし、メッセージにて心配していますとの言葉を連絡に書かれている時には、心配というよりも、業務に必要だから早く連絡してほしい気持ちが強いんだろうなとかなり捻くれてもいた。
そんなことも考えつつも次第に会社との連絡は少なくなっていった。

1日の生活

会社に行く事のない生活はかなりひどいものであった。
会社に行かなくなってからは朝は起きられず仮眠傾向で1日12時間以上寝てしまっていた。それでもよく寝たような感覚は無かった。
しかし、夜は精神的に疲れているのか眠くなり日付が変わる前には寝ていた。
お昼過ぎに起きても重たい体は動かず夕方までベットから出られないことは少なく無かった。食事も朝昼はほぼ食べず、夜に頑張って食べていたが、食べると吐き気が起きることもおおかった。食べないと体が動かないという思いもあった。
本当は1週間後病院に行かなくてはならなかったのだが、病院に行くこともできず、予約をしてはいけず、の繰り返しで2週間経ってしまった。本当は薬を服用し続けなければならないのだが、薬を切らしてしまっていた。
そんな生活が二週間ほど続いたところで、用事があり実家に帰った。

実家へ

なぜだかははっきりとは分からないが、1度実家へ帰ったことで今度はその生活が変わった。
夜眠れなくなり、今度は1日に3時間〜4時間ほどしか眠れなくなった。
寝不足を感じるのに眠りに入ることのできない苦しい日々になった。
目を瞑っていても頭でぐるぐるといろんな事を考えてしまい、常に興奮状態だった。でも以前の生活よりは楽に感じた。
幸いにも診断前に両親へ今の状態を相談する事ができていたので、両親にも今の状態を理解してもらっていたし、私の両親はその状態を過度に心配したりしてくる事はなかったので、私としては気が楽だった。
久々の実家で家事をしなくて済んだこと、気の許している人と会話することで自分の気持ちが少し楽になったと思う。

今回はここまでで次回は2回目の病院、大切な人とのトラブル、友人との再会について記そうと思う。

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