内視鏡室へ転職したい看護師が求人を探すポイント

「内視鏡室なら夜勤がない」「専門的なスキルが身につく」「2年以上勤務すれば消化器内視鏡技師の受験資格が得られる」…とさまざまな理由で、内視鏡室への転職を希望する看護師は少なくありません。でも、実際に勤務したことがないと、どのように内視鏡室の求人を探せばよいのか悩むことでしょう。

まず知っておきたいポイントは、病棟の看護師と違い、内視鏡室は専門性が高く、もともとの定員数自体も多くないため求人が少ないです。また、内視鏡室に勤務して2年以上経てば、消化器内視鏡技師の受験資格を取得できるので、有資格者または経験者が優先的に採用されます。内視鏡室に勤務したいと思っても、すぐに採用されるとは限りません。転職期間が長くなるかもしれないことを踏まえて、転職活動は早めに始めるとよいでしょう。採用までに数カ月、もしくは1年単位の時間がかかる可能性もあります。ですから、内視鏡室に転職を希望するなら、現在の職場で働き続けながら転職活動をするのが理想的です。

転職を希望する場合は、看護師専門の転職エージェントを利用するといいでしょう。求人件数の多いエージェントを選んで、2~3件のエージェント会社に登録しましょう。無料だからといって、たくさんの会社に登録すると、情報量が多くなりすぎてしまいます。ネットの口コミを参考に、親身になってくれる転職エージェント会社を選んでください。また、看護師の友人知人のツテ、ハローワークを活用するのもいいでしょう。また、まず【内視鏡室ナースのお仕事】に目を通して、仕事内容を把握しておくのもよいかもしれません。