東京に行って初めてのオフ会

哲学カフェ。そんなタイトルのTwitterを見つけていた。

僕はオールという表アカウントとは別に、バルスという裏アカウントを持っていた。

美術館に行こう!

そのサークルはワンカフェといい、普通は学生同士の集まりだったらしい。同時僕は26歳だった。

僕は参加したい、とTwitterのDMを送って、目黒駅で待ち合わせた。

ネットで知り合った人とこんな形で会うのは初めての経験だった。

19歳、僕にDMをくれた人なのか、好青年、が僕に話しかけてきた。バルスさんですか?

あ、はい。

哲学というのは変わり者の集まり、みたいなイメージがあったので、思った以上の好青年ぶりに思わずぎょっとした。

その後に5.6人集まって、代表が目白駅で間違えて降りた、というエピソードには笑ったw

女の子も二人いた。可愛かった。

東京都庭園美術館に向かう道中で僕は隣にいた青年に話しかけてみた。

ハイデガーの話になり、彼は存在とは何なのかについて自論を展開していた。どうしてそう思ったのか覚えてないが、彼は上智大学の学生だな、と思った。

彼らは熱心な哲学オタクで、その美術展の内容も事前にリサーチしていたらしく、鑑賞に時間がかかっていた。必然的に僕は女の子二人と美術を見ることになった。

美術館を出て、公園にベンチに腰掛けて彼女の話を聞いた。なんでも公務員を目指しているらしい。

大学を卒業した後公務員の専門学校に在籍していた僕は色々とアドバイスをした。