落とし物を拾った

幼少の頃、よく道に落ちている落とし物を見つけていました。
折りたたまれた１万円札を見つけたことがあり、拾い上げて広げてみたら見事に半分に切断された1万円札！
母親が交番に届けたものの、持ち主が現れずに半額の５千円をいただいた記憶があります。
いつのころからは「あまり落とし物を見つけることが無くなったなぁ」と思っていたのですが、視力が悪くなったのが原因なのか、成長するにつれて地面から離れていき道に落ちている落とし物を見つけることが少なくなったのかも知れませんね。

そんな中ですが昨日、帰宅途中に道端に落ちていたカードを偶然にも見つけました。
拾いあげてみると、近所のスーパーが発行しているカードでしたが、裏面を見ると「社員番号」「氏名」が書かれているのみならず「退職時には速やかに返却すること」と印字されていました。

本当は交番に届けるのがベストなのでしょうけど、ちょうど買い物もありましたのでそのスーパーに持って行きました。サービスカウンターにて「落とし物です」と伝えたところ、予想通りそのスーパーで働かれている方のカードでした。
また、本人からも「落としました」と報告があったとのこと。
無事に返却できて一件落着なのですが、そのカードのことが気になったのでちょっと調べてみました。(完全に余計なお世話ですね・・・)

どうやら従業員が自社のスーパーで買い物した際にレジにて提示するカードのようで、購入額の何パーセントかが割り引かれるというもの。いわゆる「従業員割引」ですね。
このこと自体はどこの企業でもあることで、むしろそのスーパーの福利厚生が行き届いていると思います。