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プレミアゲームソフト紹介12

バトルトード

概要

二足歩行のカエルが主人公の横スクロールアクションゲーム。開発は後に『スーパードンキーコング』や『ゴールデンアイ 007』等の名作を作ったレア社(*1)
「ラッシュ」「ジッツ」「ピンプル」の三匹のカエルが、仲間を助けるため闇の女王に挑むというストーリー。ちなみに彼らの名前を訳すと「 ブツブツ 」「 ニキビ 」「 おでき 」である。

特徴

レア社らしくステージのバリエーションが豊富。
基本的には、ベルトスクロールゲームで敵を倒しながら進んでいけばいい。
他にもエアバイクや一輪車等を使ったステージや、巨大な蛇に飛び移りながら進むステージなど殴り合い等は少ないステージもある。
カエルは3匹いるが全員使えるわけではなく、ピンプルは連れ去られてしまう。
敵を倒すと破片が残り、武器として使うこともできる。
その他の特徴
目玉が飛び出たり、顎が外れたりとアメコミ風な演出が多い。
またキャラクターデザインもアメコミ的である。
カエルなだけに蠅を食べると体力が回復する。しかし量は限られている。
コンティニューは回数制限がある。
2Pによる協力プレイも可能である。しかし問題点が多い(後述)。
一部ステージには条件を満たすとワープできる箇所がある。

評価点

“敵を倒す爽快感”を重点に置いたアクション
敵にとどめをさす際に腕や足などが巨大化して敵を吹き飛ばす演出がされる。
また敵を多く巻き込んで吹き飛ぶ事もあり、ヒットストップも合わさって非常に気持ちいい。
また非常に多彩な展開も魅力である。
毎回違った展開があり様々なゲームやってる気分になりお得感がある。


美麗なグラフィック
ドット絵や背景がかなり作り込んでありファミコンの中でもトップレベルである。
他にもFCなのに多重スクロールしたり巨大な蛇が出たり、最終面では塔がグルグル回ったりする。
凝った演出
例えば一面の巨大ボスは、ボス側から見た視点で戦う擬似3Dであり、弾丸を拾って投げ返すとコクピット画面にヒビが入る演出がある。
他にも各ステージの合間に挿入されるデモシーンや全体マップなど丁寧に作られている。
ちなみに和訳も丁寧にされていて評価が高い


出来の良いBGM
David Wise氏(当時Rare唯一のコンポーザー)が手がけているだけあって、良BGM揃いであり、特に10面の曲は人気がある。
2Pによる協力プレイ
後述する問題点こそ多いもののやはり協力プレイは楽しいものである。
当時のゲームは2Pプレイができないゲームは少なくなかった。

買取参考価格

¥6984


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