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「商品化までの6ヶ月間〜心情の変化と挑戦〜」

こんにちは!トガプロ3年のちうみです!
最近はどんどん寒くなり街もキラキラし始めて、もうこんな時期か〜という気持ちです。残りわずかの2021も楽しんで過ごしたいですね🏳️‍🌈
さて、今回もまさきの記事に引き続き「さるなし商品開発」に携わった6ヶ月間を振り返ってみようと思います。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです😊

楽しみで仕方なかった商品開発


6月上旬、数あるトガプロの活動の中から自分のやりたい企画を選びました。私もまさきと同じく、めぐるめとトガプロで悩んでいた民なので、自分のやりたかった商品開発ができるこの企画にはすぐに飛びつきました。その頃は商品開発の大変さなんて1ミリも知らず、ただただ「楽しみ!」、「頑張ろう!」という気持ちでいっぱいでした。

商品開発メンバーの性格診断から始まり、この企画が本格的に動き出しました。協同先候補をみんなで探したり、誰をターゲットに、どのような商品にしたいかを考え一人一人プレゼンをしたりと、振り返ってみるとなかなか濃い時間を過ごしていたと思います。

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商品化段階での悔しさ


メンバーの誰1人経験したことがない「商品開発」は想像以上に大変でした。8月頃には、いつ商品ができるのか、そもそも本当に商品を形にすることができるのか、という不安が常に付きまとっていました。どんなに会議をしても前に進んでいる感じがせず、モチベーションが下がってしまうこともありましたが、そんな中でも先輩方が常に前を向いてこの企画を引っ張り続けてくれました。しかし私個人としては、ここまで先輩が作ってくれた道の上を歩いているだけのような気がして、申し訳なさや悔しい気持ちも残ってしまいました。

その悔しさをばねに、パティシエ柴田さんと出会ってさるなし商品が完成に近づいてからは、販促や広報に力を入れようと私は気合いを入れ直しました。

そんな中、商品開発コンサルタントの松井さんが会議中に「商品を買ってくれた人に利賀村のことを知ってもらえる仕掛けをつくることも商品開発だよ」と仰っていたのを聞いて、私は「これだ!」と思いました。たださるなし商品を販売するだけではなく、利賀村のことも同時に知ってもらえる方法を模索した結果、私は動画作りに立候補しました。

動画制作への挑戦


目的を持った外向けの動画を作るのは初めてだったので少し不安がありましたが、ここでやらないとまた後悔してしまうと思い、動画作りに挑戦することに決めました。今回の動画のテーマは「こんな人が作ってるんだ、こんな過程を経てつくられているんだという、普段ケーキを食べている時には考えない価値の提供」です。動画の内容決めやイメージの共有は難しかったですが、動画班リーダーとして意見を取り入れながらみんなで1つのものを作ることができたんじゃないかなと思います。

動画が完成しLINEグループに送ると、みんなが「すごい!」と言ってくれて、達成感と安心感で一気に力が抜ける感覚でした。自分が作ったものでみんなが喜んでくれるというのがすごく好きなんだなと改めて実感しました。今思えばゼミ選考の面接で、「動画編集など得意なことを活かして、プロジェクトやゼミに貢献したいです!」みたいなこと言った記憶があるので、それを達成できたかなと思います(笑)

この動画を作るために、たくさんの方にご協力頂いたのでこと、この場を借りて感謝致します。本当にありがとうございました!

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念願のさるなしフェア開催

10月28日。ついにさるなしフェアが開催しました。実際にお店に行って、さるなしスイーツや店内広報班が作ってくれたポスター、動画のQRコードが載ったメッセージカードを見て、ぐっとくるものがありました。今回協力してくださったENTIERさんを拠点に沢山の方にさるなし、利賀村のことを知ってもらうことができたのではないかなと思います。それだけではなく、以前利賀村の演劇祭のお手伝いをしていた方が懐かしく思い購入して下さったり、さるなし生産者の野原さんのお姉さんが商品化を喜んで下さったり、動画を見て野原さんのファンになった方が再びお店に足を運んで下さったりと、人と人を繋ぐ素敵な企画に携わることができて私は幸せ者だなと思いました。本当に夢のような1ヶ月間でした。

来年度に向けて

今回少しだけ利賀村の方とお話する機会があり、「さるなしケーキすごいね!食べてみたい」「素晴らしい活動だね、ありがとう」「動画楽しみにしてます」など声をかけて頂きました。自分たちトガプロの活動がちゃんと利賀村まで届いていて、応援してくれている方、楽しみにしてくれている方がこんなにも沢山いることを知りました。これからも村の方に喜んでいただける活動ができるように、トガプロの一員として頑張りたいと思います。

また、この記事を書くために過去の議事録を遡っていたところ、「さるなしと検索したら利賀村と出てくるようにしたい」という文章を見つけました。その後、検索してみてもまだ利賀村という文字を見つけることはできなかったので、来年度は利賀村のさるなしを全国に広められるよう全力を尽くしたいです。今年度は先輩方がさるなし商品開発の土台を1から作ってくださったので、それを引き継ぎそれを越すような活動をできるよう頑張ります!

最後までご覧頂きありがとうございました!🌼

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