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私がダンスを始めたきっかけは、この人のダンスを見て衝撃を受けたからです!(訃報)

私がダンスを始めたのはひょんなきっかけでした。

友人が英会話教室を始めるので
「遊びに来ない?」とお誘い。

お誘いを受けた日は別な約束が入っていたので
次の週ならと返信したら、
次週でもOKと返信があり向かうことに。

当日は3月第二週目の日曜日午後、
指定された場所は六本木。

ちょっと曇っていた。指定された場所は
外苑東通りから少し入ったバーっぽいところ。
名前は「トロピカーナ」

英会話には私を含めて3〜4人の参加者。
英会話教室がおわって、参加者の初老の男性が

「この後 ここでダンスパーティーがあるから
参加しませんか?」 というお誘い。

ちょうど時間もあり、ダンスパーティーに参加したことがなかったが、興味が湧き友人と参加することにしました。

パーティーの時間まで外で友人とお茶をし
もどって店内を見ると、短いスカート履いた女性たちがある男性と嬉しそうに踊っている。
そして男性と変わるがわる踊る女性がみな 笑顔で楽しそう。

女性が弾けた笑いを見て 自分の心がときめいた。

そしてこんな疑問が湧いてきて
「なぜ、あの男性と踊る女性は、あんなに楽しそうなのだろうか?」そして「なぜあの男性はあんなに嬉しそうに笑ってるのだろうか?」


「これはなんなんだ〜〜〜〜」

下世話ですが、私にとってそれまで女性を笑わすことは 「話でどうしたら笑ってもらえるのか?」と考えていた。なのでダンスを踊り女性たちが笑顔になるのは、
晴天の霹靂。脳天に雷以上の衝撃がはしった。

そして

ここから私のダンス人生が始まった。


その男性の名前は「田川さん」

彼はサルサ、ズーク、サンバ、そしてタンゴも踊る。
そして上手い。空手もやっていた。海外生活も長く
スペイン語やロシア語も話す、スーパーマンであった。

*最初のダンスパーティーで田川さん踊っていたダンスはランバダでした。今でいうズーク。その時、めぐちゃん、ふじこさん、そして、GYUの名づけ親のさわちゃん、森さんランバテリアの皆さんと出会う。

ある時、私のタンゴ教室に彼が来たことがあった。
教えるのがとても烏滸がまかった。それを笑いながら
「GYUちゃんが好きだから来た」なんて言ってくれたりした。

最近は住んでる近所が会社でたまに道端であったりした。
その時も笑顔で 「元気?」と声をかけてくれた。


田川さん FBより

ダンスを知って20年以上経ちますが
彼以上にダンスを踊って笑ってる男性を見たことがありません。そして女性を笑顔にしてる男性も。

昨日ミロンガで久しぶりにあったアンヘルさんから
訃報を聞いた。ショックだった。ショックでしかなかった。

そのことを聞いた時、田川さんの
笑い声が脳内に響きわたる。

ありがとう!田川さん。

天国で安らかにお住みください。
そして 思う存分ダンスを楽しんでください。


Abrazo Ernorme !!!!
GYU

英会話教室が開かれた 六本木トロピカーナ

六本木トロピカーナはタンゴやサルサを楽しめるラテンバーでした。2この後よくこのお店で踊りました。フロア真ん中に柱があった。2000年初めタンゴを楽しめるお店はここ含めてとても少なかった。あとは「六本木アーツ」と明大前の「カナロ」だった。




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