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観劇中に何を感じているのか?何を考えるのか?

渡辺えりさん演出の

「ぼくらは非情の河をくだるとき」

を観劇してきました。

話は難解!

そしてシュールレアリズムな世界!

全共闘
ヒッピー
同性愛
兄弟愛
親子愛
便所
そして薔薇とタンゴ


その劇を観ながらふと


観客はこの舞台を見ている時
何を考えているか?ふと考えた。

何を考える?

いや

何を感じているか?

感じるは一瞬であり

その一瞬の後はまた違うものが押し寄せる。

あらすじを知らない中、
感じるより考える。


考えた先に、全く未知な感覚後押し寄せる。


演劇は観る側と演じる側とはっきり分かれる。


演じる側は役になり
その話の全容を含み
全力演ずる。


観る側は、
圧倒的な情報量と
今まで経験したことない展開が続く。


話は飛ぶが

ミロンガ(タンゴパーティー)は
知ってる曲を踊り楽しむ

またショーもほぼ知ってる曲を踊り観る。


そのミロンガと今回の舞台を比べると全く違う。


芸術は知ってるものを楽しむことが多いと気づく。

クラシック音楽は知ってる曲を聴きに行く
ジャズやさ他の音楽も知ってるのを聴きに行く。知らないもの聞くよりも知ってるもののご盛り上がる。
絵の展覧会も知ってる絵を見に行く。

文学は違う。
本は何度も読まないが
その本を元にした映画や劇は観に行く。


知ってるものは五感で楽しみ
知らないものは理性を働かす。


知らないものを見て何を考える?
考える脳は新しいものが嫌みたいだ。

脳から見ると
逃げられる場所があればそこに行ってしまうのであろう!知らないものは脳に負荷をかける。 

脳に負荷をかけるには
知らないものを見せること。


さぁーたまには新しいものを見てみよう!


GYU






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