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学校は刑務所。

私は学校が嫌いだった。

校則とか、仲良くない人と同じ班とか、挨拶はきちんとしなさいとか。

私は目立ちたがり屋で学級委員とかしてたけど、この呪縛から解き放たれた時に、あぁ学校って刑務所じゃねぇかって思った。

今も思っている。

精神科医ってカウンセリングが出来なくて別にカウンセラーがいるのはご存知でしょうか?

それは、精神科医は教科書開いて勉強してどんな薬を渡せばいい、どんな処置をすればいいということは学ぶけれど、カウンセリング技術はほぼほぼ学ばないからだ。

学校の先生も同じで、勉強の教え方をマニュアル通りに勉強するけど、ひとりひとりの生徒の接し方については勉強していない。

いや、少しはしているかもしれないが、例えば髪を染めたり、タバコ吸ったり、障害を持った子だったり。

そういうマニュアル外の人にはどう対処していいのか分からないのだ。

なので思い通りに、マニュアル通りに押し付けるのだ。

【ぱやちの】さんという人を最近知った。

【あの】ちゃんという人がいるのだが、その方と同じような服装をしているが、見た目も中身も全く違って、オタクならではの早口でまくし立てるように話す。(※オタクに偏見は無いです。アニオタでは無いですが私もオタクです)

キャラが独特で、悪い言葉を使うと『やべーやつ』。

だが、ぱやちのさんは

《学校の先生》

なのである。

いつも人生について語っていて、死にたい死にたいとブツブツ言っているぱやちのさん。

だが、教団に立つと普通の先生。

私はぱやちのさんはきっと良い先生なんだろうなって思った。

それはただの憶測に過ぎないのだけれど。

マニュアル通りの先生なんかより絶対に人の痛みが分かるはずだ。そう思った。

世の中の教師がマニュアルではなく、生徒の心に向き合ってくれる日を私は望んでいる。

終わります。