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百文字×百篇

「百文字語」を百篇書き終えました。

フォロワーの存在やスキ・コメントは、
想像したよりも大きなモチベーションであることを実感いたしました。
皆様に感謝いたします。

百文字の物語を書いて、
これまでに思ったことを書いてみます。

〇 百文字で物語らしきものは作れる。
ただし、ある程度の内容補完を強いるため、
読者様にもこちらに歩み寄ってもらう必要がある。
その意味で、分野を定義すると良い。
今回は「百物語」のもじりを用いたタイトル付けが功を奏し、
ホラー的なカテゴライズであるという意識を持って読んでもらえた。
〇 百文字のホラーで因果を語るのは難しかった。
もちろん筆者の実力不足は否めないが、
起承転結をさせる事ばかりに頭が行くと書きたい表現ができない。
したがって、時には「詩」のようなものになったり、
「落ち」のないものになったりした。
〇 百文字での表現においては、
その一文字が持つ比重が大きいため、
丁寧に文章を見直すことができた。
見直す際にも百文字はすぐに読めるので、
何度も読み返すことが苦ではなかった。

振り返ると以上のようなことが分かってきました。
文章を書くことはあっても、
物語を書く経験が無かった私にはとても良いトレーニングであったし、
目標を達したという成功体験は、
今後の創作に対する大きなステップとなる事でしょう。

来週からは過去にも乗せた「偽・百文字語」を書き進めます。
前述した物語の因果を描けるのかがテーマです。

これからも、引き続き読んでいただけますと嬉しいです。

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