【書くを仕事に!京都ライター塾】参加レポ#02
フリーライターの江角悠子さんが実施する【書くを仕事に!京都ライター塾】(全5回)の、第2回目参加レポート。(第1回目レポはこちら)
感じたことは、ライターって何事に対しても興味感心をもつ、「愛」が必要なんだってこと!
▷ライターとして何を伝えたいか?
今回も、保存食labさんで、美味しいお茶とお菓子をいただきながらスタート!
まずは、宿題だった自己分析ノートを使って「ライターとして何を伝えたいのか?」を考えていきます。
江角さんは、自分が好きなことや伝えたいことを「軸」として明確にしておくことがとても大切だと言います。
その理由は、
・「好き」というエネルギーに勝るものはない(情熱は文章に表れる!)
・軸がないと、仕事を選べない・断れない(苦しくなってしまうかも!)
・「好き」なことを書いていると楽しい(次の仕事への意欲につながる!)
では、私の好きなことって?何を伝えたいの?
・・・まだハッキリとは見えてこない。
けれど「ライターになったらどんな媒体でどんな記事を書きたいか」という質問に対しては、「憧れの雑誌で京都特集の記事を書きたい」「地元の魅力を発信して貢献したい」「女性にもっとスポーツ観戦の楽しさを伝えたい」という夢がポンポン思い浮かびました。・・・なんとなくこれが「軸」になっていくのかなぁ??
▷インタビュー・取材って?
人の心を動かす文章を書くには、取材でいい話を引き出すことが第一。
ということで、続いては、インタビューと取材について学びます。
取材とは?というところから、準備作業、当日の流れ、話の引き出し方のコツ、困った時の対処法まで、ポイントを踏まえながら教わりました。
お話を聞いて一番感じたことは、
江角さんは「相手に最大限の敬意と愛を持って取材をしている」ってこと。
身だしなみはもちろん、効率的な段取り、話しやすい雰囲気づくり。
相手に敬意と愛があるからこそ、そこに工夫が生まれるんだなぁと感心しました。
「取材でいい素材が集まる」理由がきちんと、そしてたくさんあったのです。
社内報制作を8年間担当していた私も、「貴重な時間をいただいて取材するからには、相手にも見る人にもプラスになるものを作りたい」という思いを大切にしていて、それが行動の基準でした。
今回教わった取材のコツは、自分が無意識に行なっていたことがいくつかあって、間違っていなかったんだなぁと少し自信をもらえました。
(いや、いかに自分が取材しやすいか考えて実践していただけかもしれない・・・?)
▷インタビュー体験
取材のコツを教わった後は、メンバー同士でインタビューをし合います。
お題は「どんなライターになりたいのか?」
はじめは、私がインタビューをする側。
相手は「なりたいライター像」について明確にイメージを持っていなかったので、今の気持ちを聞いたり、出てきた言葉を拾い出して具体的に聞いてみたり・・・。
実際やってみると、相手が話している途中に何かを言ってしまいそうで、教わった「相手の答えを遮らずに聞く」ことを特に意識しないといけないなぁと実感しました。
続いて、インタビューされる側。
一つ一つ丁寧に質問をしてくれる姿勢に、きちんと応えないと!と思ったのと同時に、自分の話を興味を持って聞いてくれることは、とても嬉しいものなんだなぁと感じました。
インタビューする側と、される側、どちらも体験することで、今回教わった取材のコツの活かし方や、その重要性を理解することができたと思います。
▷第2回目を終えて
3時間の講義もあっという間。
今回学んだ「取材でいい話を引き出す方法」は、もちろん技術や経験も必要だけれども、根底に必要なものは「愛」だなぁと感じました。
ここで使う「愛」という言葉の中には、好きという意味だけでなく、情熱とか敬意とか面白いとかが含まれるのだけれども。
つまり、「人の心を動かす文章を書きたい」というライターの「愛(情熱)」が、取材する相手への「愛(敬意)」となり、話を聞いて相手への「愛(好き・面白い)」が高まり、その「愛(トータルの愛)」が文章に表れて、人の心に伝わる。
とても自己流の解釈ですが、そう感じたのです。
最後に、江角さんはこう言いました。
「インタビューは楽しいもの。今日体験して感じたことを普段の会話で活かして、インタビュー力を磨いてください!」と。
そして、講義が終わってからみんなで保存食labさんの商品を購入していた時。
江角さんが店主にいきいきと楽しそうに質問をしていました。
「これはどういう味がするの?」「どれがおすすめ?」「ビンはまた持ってきたら回収してくれる?」
その姿に、今回学んだ取材のコツが垣間見れたような気がしました。そして、そうやって相手に興味感心を持つことが「愛」の始まりなんだなぁと思います。
・・・私が保存食labさんを取材すると、どんな文章になるだろう?
次回は、2週間後!
普段の会話から少しずつ意識してコミュニケーションを楽しむこと、そして、何事にも興味関心を持って、自分は何を「愛」しやすいのか、見つけてみたいと思います!
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