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ムーンライト・シャドウ【今日も映画に救われて】

25歳地方住みポンコツOLの餃子2人前でです
映画ムーンライト・シャドウを観ました

ムーンライト・シャドウ

映画を観るきっかけはいろいろある
今回はたまたま宣伝で出演していた
テレビの買い物企画での
主演の小松菜奈さんと
宮沢氷魚さんが纏う空気が
よしもとばななさんの原作に
合いそうだなあと感じたこと

あと、私が好きな出版社のナナロク社が
パンフレットを担当していて
私が好きな谷川俊太郎さんと
木下龍也さんと岡野大嗣さんが
詩や短歌を寄稿していたのも決め手でした

内容をさらっとだけ
ある日主人公は
付き合っていた彼が
交通事故で死んでしまう
その空白は埋めれず
食べ物が喉を通らない日々を
送るのだが
不思議な女性と出会い関わるうちに
都市伝説の月影伝説によって
満月の夜の明け方に
彼に一度だけ会うことができ
また日々を生きていくという
ストーリーなのだが
主演の小松菜奈さんと宮沢氷魚さんが映る
画面が本当に美しかった

主人公が不思議な女性に
彼との思い出を話していくときに
お腹がすいたと感じるようになり
ごはんを食べて
「美味しい」というシーンが
とても印象的だった
何も感じなくなったときに
何かを感じるようになることは
とても大事な気がする

今まで生きるということは
どういうことなんだろうという
疑問を抱き続けていたけど
生きているということは
感じるということなのかなと
私の中にすんなり落ちてきて
心地の良い映画だった
この映画を見た帰りは
感覚が少しだけ研ぎ澄まされ
周りの音や物の輪郭を
以前よりはっきり捉えられる
ようになった気がした

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