見出し画像

日記 一組の宿命と神の視点で書いたレポート

5/4(木) 日記 

高校時代の担任の先生と国語の教科担当の先生、仲良しの同級生ガールズと飲みに行った。

この日記の時に連絡をくれた辻ちゃんと、その時辻ちゃんと一緒に飲んでいた大川先生。

先生はもちろん同級生ガールズに会うのも久しぶり。

学年のマドンナだったミオは結婚してママになった今もウルトラ可愛くて先生たちも嬉しそうだったし、毎日一緒にバカなことしてゲラゲラ笑ってたアンマは相変わらず顔(というか頭蓋)が小さくて12等身くらいあった。
幼馴染みアンチーはふわふわパーマがトイプードルみたいだった。
アンチーとの付き合いも23年目。ニアKinKi Kids。


私たちの方がよく覚えていること、先生たちだけが知っていること、今だから言えること、できれば思い出したくないこと、どれも数えきれないくらいあって思い出すたびに楽しくて、なぜかずっと泣きそうだった。

辻ちゃんが「(私たちのせいで)よく校長室に呼び出されてたよ、どうでもいいな~と思って聞き流してたけど」と笑って言っていて、今の私と同年代だったはずなのにやっぱりなんか「先生」ってデカいな、と思った。デカい。

ちなみに呼び出しをくらった中で一番くだらなかった理由は【大道芸で配られたピエロの赤鼻(スポンジ製で鼻に付けられるようになってるやつ)を付けて遊んでる生徒がいた件について】らしい。鼻?


私は3年間大川先生クラスで、ずっと1組15番だった。

アンチーが「1組は何かと基準になったりトップバッターだったりするクラスだから、統率が取れて指導力のある人が担任に選ばれるらしい」と言っていて、あぁだから大川先生か、と納得する。

当時まだ30代半ばだったはずなのに、なぜかとても貫禄があった。
なんだろう、熱い男の「!!!!圧!!!!」、みたいな、とても良い意味。

ちなみにアンチーはそのあと「(統率取れる先生の元に集められるから)1組にはヤンチャな子が多いんだって!」とも言っていて、気づいた時には「勘弁して!!」と言い放ってた。脊髄反射のスピードで。

でも確かに(わりと進学校だったはずなのに)1組には陽気なバカが多かった気がする、毎日退屈をぶんまわしながら走り回ってたよね、楽しかったな。

昔のフォルダ漁ってたら出てきた。教室のベランダから見えた虹
空が広くて毎日夕焼けがきれいだった
男子バカだよね~とか言いながら写真撮ったり、
よく分からないけど廊下ではしゃいで(友達、この時すべての持ち物がピンクでマイメロだった)
謎のダンスを繰り広げたりしてたな

辻ちゃんに短歌をやっていることと文通をしていることを話したのだけど、解散したあとに「短歌、とてもいいと思う」と連絡が来た。

「普段から言葉と付き合ってると感性のメッシュが細かくなっているから物事の見方が変わる、朱音が昔から世界との付き合い方が多様で豊かなのはそのおかげなんだね~」と書いてあって嬉しくなった。
(感性のメッシュという表現、人生で初めて聞いたイイネ)

あと「国語のレポートの課題を出すと朱音だけいつも神の視点で書いてきて面白かった」とも言われた、神の視点で書いてたの?わたし???

ちなみに辻ちゃんはつられて俳句を始めたらしい。
いつか俳句を添えてお手紙出してねと言ったら、まずは万年筆を買ってくるから待っててと返信が来た。
めちゃくちゃ形から入るタイプだ。


GWが終わり日常が始まり1週間(と数日)、あんまり記憶がないな。
今日見た映画の中で「自分の靴ばかり眺めていると人生に置いていかれるわよ」というセリフがあって、心臓を直にグーパンされた気分でした。

5月、楽しく生きられますように。

数年前に母校で撮った写真。なんて最高な靴の干し方、、

先生をあだ名で呼んだ夏服の白、白、わたし無敵だったな #tanka

#ほんじつのBGM   #斉藤和義 #ずっと好きだった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?