見出し画像

いつも"準備中"、本格的な手作り餃子を食べるならここ! が・・・────菜香餃子房@北千住 No.745

全国の餃子を求めてどこまでも…GYOZAJOURNEY・マナミです!
東京でがっつり餃子ウィーク、6/19軒目 !初めての千住エリア!

来たくて来たくて、やっとこれた店!! この旅でいちばんの餃子だったかもしれない。


菜香餃子房

どこにある?

東京の端っこ、足立区北千住駅の近く。なんて名前の商店街だったかな…

ここの商店街、20年前は女性ひとりで歩けなかった。
と教えてくれたのは、お店で一緒になった常連さんでした。

準備中の看板

営業時間の17時を回って待機してても「準備中」のまま。
店内は明るかったので、思い切って扉を開けてみた。

入ると、店主の女性が「ひとり?」と聞いてきた。

あとから聞いた話、お客さんをみていれるかいれないか判断している。
これについて『え?』ってなる人もいるかもだけど、私は賛成だ。

店内は小さなカウンターのみだし常連さんもかなりいる。そういう店こそ、お客さんを選ばないと、常連さんに迷惑かけることになる。
私をみて一瞬で判断して「この人は大丈夫。」となったのだ。 NGの人については、最後にまとめています ☟

メニュー

カウンターに座って右の壁にフード。

正面にドリンクと名物の餃子がある。

座って「うーーーーーーーん…」と悩んでいると、女将から『飲み物は?』と聞かれた。
私がすぐに答えられずにいたら『うちは飲み屋だから、飲まないなら帰ってね!』と言葉を投げられる。なるほど。これがレビューの低さの理由ね〜と悟った。

急かされるように注文したのはこれ。

・梅酢サワー

500円

個人的には、料理を注文してから、それに合う飲み物を頼みたいのだけど待ってはくれず…(これについてはあとで説明したら理解してもらえた♡)

つづいて・・・

・干し豆腐香菜和え

500円

中々食べることがない料理だし、さっぱりしてそうで餃子とバランスがいいかな?と思って注文。
女将的に「みんなよくこれ頼むのよ。なんでなの?」と疑問を持っていた一品。

そしてきました…!

・焼き餃子

650円

きた瞬間「ぅわぁ〜…!」と声が漏れてしまったほどの美しいフォルム。

餡には、ほんのりの海鮮の出汁がきいている。タレなしでいける!
というのも、女将からの食べ方の指示もあったのだ。

「ひとつ目は、何もつけずに食べなさい。」
「ふたつ目は、私がタレを作るからそれで食べなさい。」

そのふたつ目の食べ方はこれでした。

・特製スパイス(五香粉のような)
・特製ラー油
・黒酢

皮の面をひっくり返しておいたのは、スパイスをしっかり皮に絡ませるため。この食べ方もおいしかったけど、そのままがいちばん旨かった〜!

包みももちろん完璧。
これひと粒に、一体どれくらいの時間をかけているのだろう。

あまりに感動したおいしさだったので、調子にのって注文したのがこちら。

・上海シューマイ

かわいい!! とこれも声がでてしまった…。

550円

米粉をいれてるとかで、皮がもっちりしているのが特徴。
これもタレなんかつけたらもったいない!そのまま、皮と餡の香りをそれぞれ楽しめる一品だ。

こちらはおまけで出していただいた砂肝のオリーブ漬け。

自分の味と腕に自信をもつ。

今の時代にとても必要なこと。女将にはそれがあって、お客さんもそれを分かっている。コロナ禍を超えて今ある店ってそういうことかなと思う。

レビューをみるとかなりクセがあるのがわかるし、餃子だけを目当てにくると嫌な顔をするし口に出して言うのが彼女の特徴。時には追い出されると思う。
じゃあ、どんな人がだめなのか?

NGな人 ※常連さん除く
・ 泥酔な人、2軒目の雰囲気の人
・ 店の前でスマホチェックしてレビューとか確認してる人
・ お酒を飲まない人
・ 女将の指示通りに餃子を食べない人

顔見知りになればかなりいい女将です。しかもちゃんと美味しい。
何より、彼女自身がすごく研究熱心で料理に向き合っているのが伝わった。

ほんとうにここで食べたい!お酒を楽しみたい!
って人は、きっと審査も通過するはず。がんばれ!

東京にまた帰るときには、ここに行こうとおもいます!


などなどなど…noteで書いてまっす_φ(・_・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?