就活面接

気の利いた役立つことは、InstagramやTwitterで発信している方がたくさんいらっしゃる。あくまで私の体験と入社してから人事の人に聞いたことを書く。
(私の就活:都内中心に20社くらい。内定3つ取れた時点で終了)

〇乗り換え時間は長めに見積もる
就活の為に都内に行く皆様。もしくは都内には遊びでぐらいにしか行かない皆様。東京の電車は迷宮である。永田町駅で延々と歩いた時に本当にやばいと思った。そして都会の電車は一本道ではない。例えば「小田急線」と書いてあっても行先は様々だったりする。私は大江戸線にやられた。
「運動のために電車降りて歩くって都会だからでしょwww」みたいなやつをたまに見かける。確かに1駅の間は短い。しかし東京人は田舎民ならすぐ車を出す距離を結構平気で歩く(偏見)都会の人の足腰は案外強いのだ。

〇履歴書の字は綺麗に書けなくてもいい
(最近はもう手書きの履歴書はないのだろうか?)大人になってみれば分かるが、字が汚い人は老若男女問わず結構たくさんいる。大事なのは自己ベストを出すこと。自己ベストを出そうとした気持ちは伝わる。そして適当に書いても綺麗な人の適当さも伝わるので、字が綺麗な人も自己ベストを目指そう。
手書きの字で学力や人柄がわかるなんて思っていない。「求められたことをに対して体裁を整えようとする心を持っているか」だけわかる。

〇困ったら困ったと言う
私は復興支援などのボランティアをしていたことを話したら「無償でやるボランティアの経験は利益を求めなければならない会社でなんの役に立つのか?」といった質問をされた。「御社が掲げている社会貢献とやらはどちらに???」と思ったがそんなことは言えない。
目の前にいる人のニーズは何か。ただの学生である自分が持つもので何ができるのか。どんなアイデアなら需要があり実現可能で、自分以外のメンバーにも共有できて、支援の輪を広げることが出来るのか。そういったことを繰り返した経験は御社でも役立つんじゃないですかねー。みたいな事を話した。
(面接官が机の上にルブタンのトゲトゲ真っ黄色財布を置いていたのでとても印象に残っている)
しかしこの答えはすぐには出てこない。シンキングタイムを稼がなければならない。私は「難しい質問ですね」「確かに、ボランティアだったので利益のことを考えたことはありませんでした」等だらだら話しながら答えを考えていた。
「難しい」「困った」と言っていいと個人的には思っている。少なくとも無言よりは印象がいい。

〇合否の連絡が上から目線のとこは大体ダメ
後日ルブタンさん(仮)から合否の連絡が来た。「高圧的にしても屈さないところがよかったです。うちでもやっていけますよ笑」と言われて即辞退を決めた。自分で「高圧的にした」とか言っちゃうんだこの人、と思った。この会社に入社した友人がいるが、新人研修で走り、踊り、大声で社訓を叫んだらしい。昼も夜もない勤務時間に加え、多すぎる飲み会で余興をやらされ続け心身を蝕まれた。
もうひとつ、面接直後に合否が出るタイプの会社で「やぎさんなら〇〇(資格)もあって有用だし、結婚して時短勤務になっても働き続けられるよ」と言われた。普段から社員に「お前は有用」とか言うのだろうし女性は結婚して時短勤務になるともう決めつけているところが無理だったので辞退した。
この会社は膨大なサービス残業とパワハラを隠蔽していたことが問題になった。 
就活生には耳障りのいいことしか言わないブラック企業ももちろんある。しかし取り繕うことすらできない会社はもっとやばい。



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