「業務ハッカー」をなぜ広めたいのか
こんにちは。髙木 咲希(ぎっさん)です。
今日はタイトル通り、「業務ハッカー」という職種を広げる意義について書いていこうと思います。
このnote内では「社内業務ハッカー」「プロ業務ハッカー」という言葉と並んで、両方合わせて「業務ハッカー」と呼ぶことがあります。
本文中で、あえて区別して表現している場合
・プログラミングによるシステム作成ができる人を「プロ業務ハッカー」
・社内で業務改善を中心的にすすめている人を「社内業務ハッカー」
と意味づけています。
今回は「社内業務ハッカー」の人にとってどんな価値があるのかを考えてみました。
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最近嬉しかったことがあったのでその話をさせて下さい。
私は業務ハックを顧客に提供すると同時に、このnoteや勉強会の開催がそれに当るのですが「業務ハック」・「業務ハッカー」を広げる活動も趣味と仕事半分で行なっています。
趣味であるうちは何してても良いと思いますが、会社の資源を活用して進めている面もあるので「これは仕事になっているのか?」という点で少し考えるところがありました。
そんな時に、業務ハックはソニックガーデンの文化を業務改善に持ち込んだ「組織文化を広げる活動である。」という話を社長からしてもらいました。
だからと言って「業務ハック」・「業務ハッカー」がソニックガーデンのものだとは全く思っていないですし、もとは「アジャイル開発」の考え方からきているものなので当然オープンなものであって良いと思っています。
少し話がそれましたが、社長の言葉によって自身の行動が会社にとって価値のある行為として定義付けられ、それにより私は社内での居場所を感じられた気分でした。
(広める活動以外の仕事では居場所を感じられてたので、消して肩身が狭かったわけではないですw)
やりたくてやっているし、必要だと感じて行っているのでその活動自体は私にとって当たり前のことになっていたんだと思います。
自分の行っていることが「何か」という説明が出来るようになったことで、自信を持てるようになりました。
* * *
「業務ハッカー」も定義がなければ「あの人がいるとなぜか上手くいくよね。」と言われる便利屋さんになってしまうと感じてます。
周りから感謝はされるかも知れませんが、それは他人の行為に起因するものなので必ずしも受け取れるものではありません。
自分の行為にどういった意味があるのか理解出来ることで、自発的で無理 のない行動につながり、それが行為を楽しむということに繋がるのではないかと考えています。
「業務ハッカー」であるということ認識し、自身の能力や価値を自分の基準で感じられる人が増えると理想的だなぁというのが最近私が考えていることです。
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嬉しかったことが一目で分かるぐらい、嬉しかった話を長々と書いてしまいました。
ちょっと恥ずかしいので補足しとくと、この話は個人に向けられたものではなく皆に伝えたものを私が自分の行為に当てはめただけです。なので勝手に前向きに捉えて喜んだという話です。
皆に認めてもらうにはまだまだ頑張る必要がありそうです。
頑張ります! では〜。
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