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業務ハックを続けることで得られる効果

今日のテーマは「業務ハックを続けることで得られる効果」です。

常々業務ハックは「業務分析 > 改善案の発見 > ふりかえり」のサイクルを小さく回し続けることがポイントだという話をしてきました。

ですが、今回話すのはそういった1つの業務プロセスを改善し続けるという意味での「続ける」ではありません。

1つの業務プロセスを改善したら完了ではなく、様々なプロセスに対して業務ハックを展開していくような改善活動を続けていくことのメリットについて話しいこうと思います。

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全社員がエンジニアであるソニックガーデンで、全てのオペレーションを担っているのが副社長です。

その副社長と今日たまたま採用業務についての業務ハックを一緒に進めたのですが、自称「野生の業務ハッカー」は流石だなぁとその生産性の高さに驚きました。

1時間程で「フロー図 / マニュアル / アプリ2つ」程のアウトプットを出し、採用プロセスの再構築と自動化(システム化)を進める事が出来たのですが、もし誰もが同等の成果を出せるのであれば「業務改善をしましょう!」と周りを説得するより先に改善するだろうなぁと感じました。

(「周りを説得しなくても変えて良い」というのも速く業務ハックを進められる要因ではあるので、この関係性は鶏と卵みたいな話ではありますが。)


手軽に業務ハックを行える人が増えると良いだろうと思い、速さの要因は何かというのを考えてみました。

・改善案を沢山持っているので方針決定が早い

・改善案を実現する技術力が高い

・改善案を実現出来る基盤が整ってる

上2つは個人の能力に関するもので、方法は検討しようがあれど鍛錬するしかない事柄だと思います。

「改善案を実現出来る基盤が整ってる」これは少し異質な観点だと思うのでこの話をもう少し詳しくさせて下さい。

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改善案を実現出来る基盤が整ってる


業務フロー図を書き起こすにしても、マニュアルを作成するにしても、すぐに作り出せるツールが手元にあるというのがまず、速くアウトプットを出せる要因だと感じました。

「どのツールで書くか」や「書いたものをどこで共有するか」を検討していたらそれだけで1時間は使ってしまう内容だと思います。

このことから分かるように、ある業務の改善を目的に取り入れたサービスや仕組みが、別の業務の為にも展開出来る場面というのは多々あります。

業務ハックを様々な業務に対して行っていると、利用するサービスの幅が広がりその資源を活用することで始める時の前準備がいらず速く改善可能になるといえるでしょう。

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もう1つ業務ハックを様々な業務に向けて行うことのメリットを見つけたのですが長くなってしまうので一旦切ります。

また明日のnoteに書いていくので是非そちらもご覧ください! では〜。



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