特急白虎③

いったんこれで最後です。
以下、る:貴羽るき な:村上なぎ です。

って、これまでとフォントが全然ちゃうやないかーい!(すみません私がPDFした回です)

る:虎柄のパンツってほんとにあるんだ、って西武で二人でびっくりしたい
⇒鬼のパンツが西武に売っている。寅年だけでなく、通年のものだったら余計びっくりします。9号は寅年にちなんで虎の連作を作りました。

な:夕飯のだし巻き卵湯気を立てコニカミノルタプラネタリウム

…私の歌のどこが虎かは、本編で確認してください(笑)

る:再開発がうれしい人っているのかな 視界の端で揺れるおばあちゃん
⇒確かにおばあちゃんってピタッて静止してるイメージない。そのおぼろげな姿と、誰もうれしくないのにどんどん進んでいく再開発の様子が重なる。

な:苺から解き放たれて香りよしプラスチックに還った器

る:橋のない川を渡るとお茶があって、ゆっくり飲んだ まだ続くのか
⇒橋のない川をどうやって渡ったんだろう。それが明かされず、次の動作に移っているのが面白い。

な:夕暮れに波打ち際を縫うようにぼろぼろ泳ぐ一筋の影

この回は怪談の連作を作る企画でした。夏らしい企画ですね。

最新号については、往復書簡式の企画になっています。ぜひ全編読んでみてください!

以上が2023年7月現在の特急白虎です。
次回の更新をご期待ください。

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